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スマトラ沖

今日の朝刊に、亡くなったお子さんの手をとって涙している父親の写真がありました。ほんとうに痛ましいとしかいえません。

3年前の地域防災訓練のさいに起震車で震度7を体験させてもらいましたが、しっかりとかまえたあとのことでしたし、時間もかぎられていました。予想もしないときにはげしい揺れや5メートルの津波に襲来されたとしたら、きっとあわてふためいてしまいます。妻さんや子どもたち、友人・知人、あるいはたまたま近くにいる人たちに手をさしのべる余裕はないでしょう。無我夢中で必死になって……、あとから気づくのかもしれないし、自分の生命が先になくなっているかもしれない。

自然災害がおきたあと、そのニュースを知ったあと、自分のまわりを見回します。家具の固定や非常時飲食物の確保、避難経路の確認、連絡方法 etc. あるいは、すこしでも被災地の助けになるよう、義捐金の窓口にいきます。そうしているうちに、やがてまた日常にもどり、忘却してしまいます。明日もまた今日とおなじようにやってくる、と思ってしまうです。そなえあれば憂いなし、とか、危機管理意識をもて、とかいわれても無理です。せめて、マグニチュード9の瞬間に適切な反応ができないとすれば、ふだんから何かひとつでもできることを習慣づけたいと思い、懐中電灯を枕元におきはじめました。

【書類】年末調整のことについて、総務係の方に問いあわせ。

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