紺屋の白袴
ひさしぶりに画像つきのエントリです。銀行による用事があるととおる道で、いつか写真に撮りたいと思っていました。なにが? 看板ですよ、カンバン。「紺屋」です。広辞苑によりますと、「紺屋:(コウヤとも)染物屋。元来は藍染(あいぞめ)業者をいったが、のち染物を業とするものの総称。中世は『紺掻(こんかき)』といった」とあります。いくつかのイディオムでももちいられますので名前としては知っていましたが、静岡にもどってくるまでじっさいに目にした自覚のない看板でした。
この通りは、古い商店街である長谷通り(静岡浅間神社の門前町)の、さらに横丁です。うらぶれて、じつにステキな雰囲気があります。写真にはうつっていないですが、左手前には「紀尾井」という飲み屋、右手前にはホンダのちいさな販売店があり、ミスマッチを盛りあげています。名古屋にいたときには大学・大学院の先輩にあたるTさん、昨夏のマンチェスタでは師匠のK先生に路上観察の楽しさを経験させていただきました。昭和のふるい街並みが見られる静岡は、路上観察の絶好のポイントかもしれません。もっと、いろいろなところを歩きやチャリでまわってみましょう。
「紺屋の白袴」とは、他人のことばかりやっていて、自分のことがおろそかになっている状態をあらわします。でも、現実には自分のことばかりをやっている人などいません。気づいたら、みなが「紺屋の白袴」。がんばれ、紺屋!
【授業】「ヨーロッパの風土と文化」10:40〜12:10
【授業】同上。来週の分の講義資料づくり。
【PC実習室運用】学生アシスタントについて、副委員長の先生より連絡をいただく。
【PC実習室運用】予算委員長より、予算について問い合わせあり。
【お客さま】教員1名。
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