自腹日記
グスタフ王おすすめの Logicool Cordless Presenterとあまりおすすめでなくビミョーなワコム社の BizTablet を自腹で購入しました。両方とも今週の木曜日までに入手していましたので授業で試運転をしようと思ったですが、それ以前に職場のデスクトップで遊んでみたかぎり、これまで利用したことのないタブレットという道具でいきなり本番は無理だと悟り(← あたりまえだっつーの)、Cordless Presenter のみをもちこみました。2時間分の使用感を記しておきます。
授業ではちょうど両方ともイメージを表示しつつ、PowerPoint でつくってあった解説をみてもらいました。後者の進行を手元でコードレスにコントロールできる点、また、前者の指示ポイントを学生に Cordless Presenter を手渡して指摘してもらえる点、いずれもスムーズです。空調整備の関係で(残念ながら、いまどき、まだ全教室に空調設備が入っていません)、受講生の数の割に大きな部屋をつかっていますので、どうしても教員と学生のあいだに空間があいてしまうのですが、それを好ましくないと思うオイラにとって、空間をうめる道具にできそうです。一方で、ふたつのアプリ(=イメージを表示する Paint とスライドショーを進行させる PowerPoint)をきりかえるのにモタモタ感がぬぐえず、ややしらけた雰囲気になってしまいました。イメージが精細なため、またいつでも参照できる状態にしておきたいため、PowerPoint のファイルには入れられないという特殊事情から、こういう結果になってしまったわけです。
ただし、これは Cordless Presenter そのものの問題ではなく、授業のファイルの作り方、授業の組み立て方でなんとかなりそうな気がします。たとえ授業を根本的に組み替えることができなくても、さいわい、手持ちのプロジェクタ(NEC ViewLight LT265J)はノートPCを2台つなぐことができますから、メビウスくんや PDA と dynabook とをそれぞれ接続して、リモコンで切り替えてつかえば解決できるはずです。さまざまなポイントで受講生を指名して考えをのべてもらうのは授業の基本技術ですが、そのさいにちょっとだけ身体をうごかしてもらう変化をつけてくれる小機械に感謝します。
ちなみに Logicool のサイトからはじまり、ソフマップ、アマゾンなどを検索し、最後に価格.com で最安値の PC-Success で購入しました。定価の6,000円引きくらいです。木曜日に協議をした院生のみなさん、仕事で信頼できる道具は自前でそろえるもの、とオイラは思ってます。
【授業】3512教員室の掃除。
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