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無線LAN上のプロジェクタ

以前にやりかけて挫折した/時間切れだった手持ちのプロジェクタの設定、すこし時間に余裕があったので、授業の前に試行しました。作業は、無線LAN上にプロジェクタをおくこと、ノートPCの画像をそちらに送付するためのアプリケーションをインストールすることです。オイラの知識ではアプリを介さないでつなげられなかったので、後者はやむをえず、ってことになります。

もしも、よくわかっていらっしゃる方がこのページをご覧になっていたなら、ご面倒でもおしえてくださるとさいわいです。ムダなアプリをできるかぎりHDDから削除したがる、典型的なビンボー症ですので (^_^;)

IPアドレスの設定はちょっとゴニョゴニョしましたが、無事につながって、RGBコードから自由になった dynabook からスライドショーをプロジェクタに送付できました。これまでは長く太いコードでつながれ、教卓からの落下の不安があったり、ちょっとした板書代わりにつかえなかったりした dynabook が、じつに軽快になりました。もっと早くにやっておけばよかった……。ただ、今日の教室には無線LANの設備がなく、自分の AirStation をもってゆかねばならない問題は残ってますけど。Gustav 王のおつかいになっている AirProjector があれば問題は解決しますが、AirStation のほうが軽いのと、備品費はあまり余裕がないので躊躇してしまいます。

オイラの職場にはプロジェクタの設置された教室が数えるほどしかないですけど、いずれもRGBケーブルによってPCが固定されてしまいます。法人化や大学改革にむけての議論のなかで、予算をとるために、全講義室のマルチメディア化などという声もあがりますけれど、中身はプロジェクタと無線LANとスピーカで、しかも相互に連動したものではありません。すでにプロジェクタの設置された部屋に自分のプロジェクタをもってゆく、などというこっけいで、おマヌケな場面を想像してしまいます。(ついでに、情報スタッフがすくない事情から、各部局の教員――助手の方もふくむ――がサーヴァや無線LANを管理しているのに、人手=専任のスタッフをふやさないで設備を増やすとどうなるかが考慮されないのは、こっけいをとおりこして無惨でもありましょう。)すわって授業する人ばかりではなく、むしろ、そういう方は少数派で、多くの先生方は受講生を巻きこむ授業をする/したいと思っているはずです。それをどのように実現するか、そのために必要な教育インフラを考えるのが大切であると思うしだいです。


【授業】「英米文化論」13:00〜14:30
【授業】「英米文化研究方法論(院)」16:10〜17:50

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