まじめな?科研費研究会
土曜日は、いつもの教員室の掃除(文字どおり、床の雑巾がけまでやります)にくわえ、「レポートをどのように書くか」なる授業=新プレゼンテーションの準備をして、広島から仕事のひきつぎのために静岡にいらっしゃった方にお会いして、オヤぁ?という間にすぎました。フリーな時間とはこのようなものでしょうか。ビール1本をいただいてダウンしちゃいました。
← 宴会場に向かう途中の静岡旧市役所
なんとなく身体にビールがのこっているような気怠さ(ケダルさ)をおぼえつつ、日曜日には名市大での科研費研究会の会議へ。メーリングリストで通信はしているものの、顔をあわせるのは5月の学会シンポジウムいらいでした。出版への戦略、9月以降の研究会(研究成果報告書の作成もふくめて)、来年度以降の計画などを、シンポジウムの学問的な反省をしながら話しあったですが、今日にかぎらず、よくでるのが、
こんなにまじめにやる科研費の研究会は、あまり経験がない/他にない/めずらしい。
という声です。研究代表者のOさんのお人柄もあるでしょうが、さまざまなことで逡巡しがちなオイラにとっては、背を押してくださるのでありがたいです。あるていどの見通しとか、あるいは手もちの材料とかをもちよって科研費を申請したばあい、あとは完成品にするのを待てばよいのであって、「まじめに」やらなくても成果はあがるでしょう。かつて「奨励研究」でもらったときは、期間の1年+その後の2ヶ月で投稿原稿になりました。反対に、まっさらな状態からはじめなければならないばあいは、KJ法でも実践するかのように、研究会の発言をノートしまくって(ワンノーやシグ3を手放せない)、「あーでも、こーでも」と頭を悩ませるしかない。「公共圏」とは、研究する者にたいしてそれじたいがコミュニケーショナルな認識を深めてゆく契機になるわけですね。
7月16日の仕事
【授業】「英米言語文化入門」(オムニバス授業)の準備。
【授業】3512教員室の掃除。
7月17日の仕事
【研究会】名古屋出張。
Comments