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自己責任とは無限責任?

昨日のエントリで会議日のつらさをぼやきましたら、税理士の方からトラバをいただきました。ありがとうございます。皮肉っぽくいえば、「法人化」という既定路線でどこまで金をとるか、という目的が手段を正当化するようなところもあり、期限を切られて切羽つまっているので、目立つ意見が勝っちゃいます。長い会議をしてもよいですが、あたしが自動車でかならず一時停止をバカみたいにまもっているように、ちゃんととまって、それから考えようとしないのがイヤなんです。

今日のぼやきは、“自己責任”。とある場所で「社会人の方は自己責任でお願いします」といわれた。さらに一方で学生には、「○○しなかったら自己責任ですよ」とでもいっていそうな雰囲気だった。こんなふうに、とくに制度・組織の側にいる人からいわれるとですね、半分は職務放棄、半分は脅迫のように聞こえます。“自己責任”とはそういう用法のことばなのだろうか。もうちょっとしらべてみたいものです。

たしかに、大人として、個人としてさまざまな責任はあるですけど、そんなに何でもかんでも背負えるわけがないし、それで非難されるなら割に合わないです。それに、学生や生徒さんにたいして、指導した、おしえた、つたえた、それでも、何かが生じてしまった、うまくいかなかった、失敗したとき、カヴァするのが教育機関と思うですけどね。ルノアールのココアのように考えがあまい?


【授業】「英語で読む英米文化入門」10:40〜12:10
【元国際交流】プチ・トラブルの学生に対応。

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Comments

初めまして。
TBいたしました規格外税理士です。
先生のブログを当方のブログにLINKさせていただきたいのですが宜しいでしょうか。
明日また拝見しにきます。

Posted by: 野良衛門 | Wednesday, July 06, 2005 19:49

> 野良衛門 さま
 こちらこそ、はじめまして。こちらからも、リンクをはらせていただきます。よしなに。それから、「先生」はちょっとはずかしいです。

Posted by: k2 | Thursday, July 07, 2005 10:25

LINKありがとうございます。
当方もLINK完了いたしました。
今後ともよろしくお願いします。

Posted by: 野良衛門 | Thursday, July 07, 2005 23:55

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