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涙、涙、涙 (T.T)

今日の夕方5時が提出の締切になっていた書類がありました。この時期に大学の教師が無理してでもつくる書類といえば、例のアレです。 ギリギリになるまで手をつけない性分はあいかわらずで、火曜日の「4ゼミ合同卒業研究中間発表会」と「懇親会」のあと、 授業のあいている水曜日からマジになり、昨日から今日未明にかけて、ガーーーーーッとひたすら文字をうちこみました。あらたに届けられたじつに気持ちのよいキーボードの威力もあって (これはもはや「逸品」の域に達している製品です)、指先から手首、腕、肘、肩までは無敵のテクスト入力マシン状態で、 なかばトランスしていたともいえるでしょう。でも、液晶画面を凝視しつづけた目が深夜に限界に達してしまいました。

↓あたらしいキーボードとマウス。 マシンのスペックよりも、インタフェイスのほうが大事ですよ。


まばたきが増え、下のまぶたにそって汗が目にしみるような感じがしたかと思うと、 一気に涙がとまらなくなりました。おそらく、極度のドライアイ状態がかなりの時間、継続していたのでしょう。鏡にうつった目は、 もう真っ赤っか状態。何度も洗顔したり、目のまわりを温めたりしましたが、あまり症状は治まりませんでした。 ここまできたら最後まで突っ走るしかありません。MS Word のファイルにテクストを流しこみ、 罫線だらけの非常に日本的な文書形式に悪態をつきながら表を調整し、コピーをとって、糊づけを終了するまで2時間ほど、 10分ごとに眼薬をさす非常手段でしのぎきりました。一気呵成の作業をおえて職場をでたのは午前2時すぎ、帰宅は2時30分ころです。 この時刻になりますとさすがに対向車も少なく、ヘッドライトのまぶしさに苦しまずにすみました。ふつう、涙がとまらないのは、「優勝、 おめでとう!」といったうれしいときや、大切なものとお別れしたような悲しいときのはずですけれど、あたしのばあい、 自分のこころのもちようとはいっさい無関係に涙がとまらなくなるのでした。しかも、このごろはけっこう頻繁にこうした状況におちいってます。

あと、3時間ほど睡眠をとって起床し、事務局へ書類を提出にゆくと目の前に☆がまわりました。 不備の点を指摘されて部屋にもどるときにも☆が…… orz

それでも授業をはさんで昼までに不備を修正し、 フラフラになりながらもなんとか無事に提出できたです。自分をほめてやりたい。さぁ、つぎはまだ1文字も書いていないのに、 10月31日が締切になっている書評をかたづけなければ……、がんばれ、自分!

それにつけても……。

今週のような雑音をたって集中したいときでも、授業があったり、ゼミ生がたずねてきたり、 委員をつとめている仕事がまわってくるのは想定内ですし、学生さんを拒絶するようでしたら、この商売はやってられません。でも、 書類をつくりながら食事をしているようなときに、 あたしのよりも締切が後日になっている+あたしが提出をもとめたものでない書類をやってる複数の同僚が、 一様におなじ質問をあたしにたいしてするのには、はっきりいって閉口しました。 学生便覧や履修要項や学則を見れば答えは推測できるでしょうし、提出をもとめたところにたずねるのが筋じゃないでしょうか。あるいは、 文書ファイルの操作で罫線のテクニックなどは、まずはアプリケーションのヘルプやウェブ上の情報を検索してみれば一発でわかるはずです。 ふだんは、それでもできるだけていねいに答えますが、今回はかなりキレつつあったので、「すみません。ぼくはいま、 明日が締切の書類をやってます。おたずねの書類は1文字も記入していません。ですので、この件は書類の提出先に聞いていただけませんか」と、 いささか官僚的な発言をしてしまいました。

別の方からうかがったところでは、この方は提出先に問いあわせたのでなく、おとなりへいったそうです。失礼ですが、 とっても理解に苦しんでしまいます (^_^;)

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