ノートPCのバッテリ
まずは写真(↓)をご覧ください。
何の変哲もない、愛機 dynabook SS SX 2211LNKW の勇姿です。でもちょっと裏返しにしてみると、
バッテリのとりはずされているのがおわかりでしょうか。
2000年に購入したメビウスくんは、2度の渡英につきあってくれたナイスガイでした。現在は恭さんの本棚で余生をおくりつつ、緊急事態にそなえてくれています。ただし、Cruesoe などに先立つこの時期の製品はもともとバッテリが期待できず、新品状態でも90分=1コマの授業しかもちませんでした。そのため、携帯性を犠牲にして別売の大容量バッテリをとりつけざるをえなかったです。おまけに、AC電源に2週間ほど接続したままでつかったり、放置したりしてしまい、バッテリを昇天させてしまったことも一再ならず……。バッテリってけっこう高価だと思いしらされる羽目になりました。リチウムイオンのばあいは「メモリ効果」がほとんどないという説明に安心してしまっていたのが原因で、セルの劣化などまったく思いもしませんでした。『朝日新聞』土曜版の記事や OCN の「くらしの裏技」などの情報を、はやくに知っていれば……。
そんなわけで、昨年末に中古で買った dynabook はバッテリにかんしてだけは慎重に大切にあつかっています。出張で電源確保ができない場所のときだけはバッテリを持参しますが、あたしのばあい、そのような出張はマレで、たいていは会議室にアダプタがありますので、基本的にAC電源コードをつないでつかいます。職場や教室や自宅でもおなじで、机上を片づけるとはいえ、つかい方は据え置きですからバッテリははずしたままです。また、移動中やコーヒー店、食事のときなどは、そもそもつかいません。こういうときは読書していることのほうが多いですし、いざというときにはポケットの h2210 やシグ3があるからです。こいつらでつくったものは SD カードでデータを移動させれば、それで充分なわけですね。
問題はノートの電源コードははずすのを前提につくってある点でしょうか。コードを引っかけないように注意しないと、本体のHDDやOSがいっちゃいます。PCを前にしているほうがリラックスしてしまうあたしは、自慢じゃないですが、メビウスくんはもちろんのこと、黒デルくんやシグ3に突っ伏してしまった回数はかなりのものです。寝ぼけてコードをひきちぎったことはないですけれど、休止状態になっていたPCの電源を抜いてしまったことはあります。記憶が抜けおちると行動があやしくなりますので、この点だけは注意しないと……。ノートPCのあつかいにかぎったことではないですね。
Comments
僕の場合、ノートPCは2年間持ちません。Win98時代は3年もったんですが、XPになってから1年半でHDとかマザーボードがいかれます。無茶しているつもりはないんですが、毎日リュックに入れて持ち歩いていいるのでしょうがないんでしょうね。
デジカメの画像いじるのでメモリー1GBにしたりしているのも影響しているんでしょうか?
Posted by: 野良衛門 | Tuesday, November 08, 2005 20:05
野良衛門さま
おお、1年半でノートPCをつぶす/買い替えるですか。それはふところが痛いですね。メビウスは背負ってチャリに乗り、雨にふられたことも、はげしく揺らしたこともあります。スタンバイ状態でバッグに入れていたこともありました。バッテリは問題なくとも、こうした振動がHDDなどには致命的かもしれません。
ある友人にいわせればパソコンは消耗品だそうです。3年ももてば充分だと。よいものを長くつかいたいと思いますが、いまの技術ではしかたないでしょうか。OSも3年くらいでかわってしまいますからね。
友人のページ
http://gustav.air-nifty.com/furuya/2005/05/post_bed6.html
Posted by: k2 | Wednesday, November 09, 2005 16:54