2歳上の同窓
おひさしぶりです。(← 誰にむかって言ってんだか。)
金曜日の非常勤はあいかわらず疲れますが、中途で入退室する学生をとやかくいうのはヤメにしました。そのたびに授業の流れがブツ切りになり、前のほうで聴講している、反応のよい受講生の迷惑以外にならないからです。こちらが不快感の表明をがまんすればよいなら、まぁ、よいか、と。それに、今年度が完成年度にあたっていて、おそらくカリキュラム改革がおこなわれるでしょう。そうしたら、本来、専任だったUさんの転出にともなって非常勤に委嘱せざるをえなくなった「歴史と社会」など、まっさきに削減対象になるはずですから、どのみち、あと4,5回のおつとめ。自分の視野を講義室のうしろ3分の2くらいに向けなきゃいいだけです。
プロジェクタの装置をもとにもどし、自分のノートPCをかたづけて、非常勤講師控え室でうがいをしていると、講義室の無線 LAN 使用でご相談したり、講義資料の配付に必要な Acrobat/Acrobat Reader のことで電子メールのやりとりをしたKさんがやってきました。授業を技術的に援助していただいているのでお礼を申しあげたですが、
「前任校は東海学園大学ですよね。K先生をご存知ですか。」
という、予想外の展開になりました(Kばっかりですな (/--)/)。このK先生とあたしは、前任校ではおなじ階に教員室があり、最初の祖山参拝(浄土宗の宗門校なので入学の最初の行事で京都の知恩院へゆく)で相部屋となり、年齢も近かったので親しくさせていただいていました。「ここからでてゆくときは、内緒にしないで最初にばらしましょう」という約束を、あたしは2年半で、K先生も4年で果たしてもいます。
「えー、知ってますよ。そうか、K先生はT学園にいたんですね。」
「わたしは、その前の理工科大の専門学校でいっしょでした。で、 このあいだもお会いしまして、そしたら、東の出身だと聞いて……。」
これって愉快な偶然です。じつは、非常勤先のKさんは、おなじ高校の二つ上にあたるかたでした。2学年上といいますと、野球で春の選抜大会に出場した、ある意味で伝説の学年です(夏は県予選の4回戦くらいで負けた)。それに、高1の坊主には3年生はとてつもなく大人にみえるものでして、こわいくらいだった記憶があります。でも、年齢がゆくと、1,2歳の年齢差は相対的にかき消されて、おたがいにただの中年のおっさん仲間になってくるです。
「まだ、しがない助手ですよ。」
とおっしゃいますが、単位認定権のある教員は、助手の先生方のやってくださる有形無形の環境整備で授業ができるです。今度、機会があったらおごりますんで、どうぞよろしくです。
Comments