『十五少年漂流記』
小学生のころ、読書といえば、学校の図書室や公民館(じつは小学校の敷地内にありました)から本を借りていました。母も、司馬遼太郎とか南条範夫とか海音寺潮五郎とか、NHK大河ものを借りてきて、さらにそれを又貸ししてもらって(もう時効ということで……)読んだものです。でも、何冊かはクリスマスとか誕生日とかに買ってもらい、 飽きずにくり返しくり返し暗記してしまうほど文字を追いかけていました。
いま、一生さんがオイラの横で読んでいる本、ジュール・ヴェルヌ『十五少年漂流記』も、そういう本です。ゴードン、ドノバン、ブリアンとジャックの兄弟、モコ、コックス、あとからくわわるキャサリンなどなどの冒険譚ですが、寝ころんだり、お菓子を食べたり、テレビを横目で見たりしながら、何度、読みかえしたことでしょう。そういう本を自分の子どもがゴロゴロしながら読む光景は、デジャヴというか、親子の感覚というか。
ついつい先走ってストーリをしゃべってしまうのを自制しつつ、「もう、洞穴は見つかった」とか、「ジャックは告白したの」とか、たずねてしまいます。息子が読みおわるまで、きっと何度も「もう、読んだ」といってしまうでしょうね。
【授業】「英米文化特殊研究」10:40〜12:10
【授業】静岡英和学院大学「歴史と社会」14:30〜16:00
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【ゼミ】卒業研究口述試験に日程をメーリングリストで通知。
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