バックアップ要員
降雪の心配された大学入試センター試験第1日目が、わが社ではいちおう大事なく終了したようです。雪へのそなえなど事実上ありえない温暖の地、静岡ですから、たとえ1ミリの積雪でも交通がとまります。気温はかなり低かったとはいえ、雨ですんでほんとうに幸いでした。
試験監督があたっていないオイラは、今日、9時30分ころに大学構内に入りました。書類づくりとか、卒論の査読とか、物品の発注とか、講義資料づくりとか、ふだんとかわらない仕事をやっていたですが、廊下にでたとき、同僚の先生とばったり。土曜日にはあまりお見かけしない先生でしたので、「待機ですか」とお声をかけたら、ズバリ的中でした。「ここまでまわってくるってことは、まずありえないですよ」とおっしゃっていました。まぁ、オイラも確率はかぎりなくゼロにちかいとはいえ、それなりに心の準備をしていなかったわけではありません。
センター試験の監督は各大学の本部に不測の事態にそなえて予備の要員がいます。たいていは各学部の入試関連の委員で、答案のうけとりや発送など、本部関連の仕事をかねています。いや、動員できる人数の制限から、本部での仕事が主になっているといえるでしょう。本部にはほかに、部局長クラス、学長や事務局長などもいますが、こういう人たちは監督などやってくれない(と思われます)。となると、じっさいのところ、いざというときにつかえる要員は多くないことになります。
5年ほど前に学部の委員をしましたが、センター試験当日の朝、ある先生から電話をもらいました。そのときにはじめて、自発的に待機してくださっているのを知ったわけです。同年代の先生のありがたいご厚意でした。今日と明日、責任ある立場にいる大学教員の方は多いでしょう。でも、そのまわりにはヴォランティアでバックアップ要員を買ってでてくれる方もいるです。昼食や手当なしでもそなえてくれている、そういう方たちも試験実施をささえてくださっています。
【授業】「英米文化論」の講義資料づくり。
【授業】卒業論文の査読。おわりが見えてきた。
【書類】支払い関係書類を作成。
【書類】ノートPCの予備バッテリを発注。
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