ECCO の威力
昨日に木霊のリレーをした、Eighteenth Century Collections Online をつかって、Paul Lorrain を検索してみました。Full Text + fuzzy: low で検索させると、Lorrain じしんの著作もふくめて162件が該当し、かれの同時代を中心とした評価をさぐるための史料のめどがつきました。この間、サイトにアクセスして単語を入れただけで、ものの1分もかかりません。ただし、PCやアプリケーションの起動時間はのぞきます (^_^;)
ここから先はヒットした箇所の確認作業が必要なので、それなりに時間はかかります。本人の著作を除外し、Spectator や Tatler, Select Trials など版がくりかえされているものも、異同がなければ省きます。のこりは文脈上必要な分をコピーしたり、まるごと PDF でダウンロードしたりで、かれこれ3時間ほどでしょうか。この威力はすさまじい。
紀要の論文の注にも書きましたが、「高価な全集の購入とその利用頻度、研究者の海外での資料収集の手間と費用、あるいは書籍の寄贈を断わり、資料を捨てる図書館の自己否定行為などを考慮するなら、CDやDVD媒体の資料やオンライン・データベースの利用権確保は、いまや図書館・情報センターにとっての第一の優先事項」でしょう。ちゃんと考えてくださいな。
【教務】英作文の受講者抽選にもれた学生に対応。
※苦情を事務局や教務委員にもってくる前に、担当教員にたずねてみる、という知恵はないのでしょうか。
【教務】同上。本日以降の対応について、学務スタッフの方に念押し。
【授業】「原典講読」10:40~12:10
【授業】同上。テクストをコピー → PDF 化 → ウェブログに登載。
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