どうやるんだろう
週末に千葉大学で開催された日本西洋史学会第56回大会に参加しました。おそらく疲れているだろうと予想して、今日は有給休暇を取得してありましたので、フットボール世界杯の日本代表メンバー発表中継を確認してから職場にきました。朝寝坊しましたし、夏の海外出張のための(格安)航空券を手配したり、何ヶ月もほうっておいたRくんを手洗いしたり、尚さんとコーヒーを飲んだりして、う~ん、リフレッシュ (^_^)
そもそも西洋史学会じたいが、多くの方にとって、つかれた生活のリフレッシュの場ではないかと想像します。今回は名古屋関係者や名古屋コネクションの方々の出席率が高く、尚さんにいわせると「なぁんだ、同窓会だね」状態であったことも元気をとりもどす大きな要因でした。もちろん発表のほうも、期待して聞いた報告は予想を裏切らず(期待してなかったのは……というツッコミはやめてくださいね、○持さん)充実していました。
↓公開講演会場が満杯で、小ホールに準備されたモニタで拝聴する参加者
さて、タイトルの「どうやるんだろう」とは、小シンポジウム「地域概念としてのヨーロッパ」で古谷さんが見せてくださったアニメーションの動作のことです。
●原文(スウェーデン語)と訳文(日本語)のテクストがブラインドで入れ替わる。スライドのタイトルは変化しない。「画面切り替え」だとこのタイトルもブラインドがかかってしまいます。おなじタイトルの2枚のスライドにアニメーションで「終了」「開始」のブラインドを設定すれば、マウス/エンターキーの連打で似たような動作はできますけど……。
あまりもあっさりと見せてくださったのですが、じっさいに自分でやろうと思うと方法がうかばないです。帰りに本屋でマニュアル本を立ち読みしてきます。
【書類】出張の復命書を作成・提出。
【学生】研究科長より電話があり、学生委員の任命はとりやめになったとのこと。
【学生】同上。学生係で係長に上記のことを説明。
【国際交流】代理出席をするので、委員会の開催場所を確認。
Comments
k2さん、先日はほんの少しですがお会いできて嬉しく思いました。シンポジウムのプレゼンでは飛び道具をお見せできず、申し訳ありませんでした。
この発言でk2さんが「どうやるんだろう?」と指摘されているものですが、確かに「画面切り替え」や2枚のスライドといった方法はとっていません。一枚のスライド上に、スウェーデン語史料のテキストボックスと日本語訳文のテキストボックスを重ね合わせて、スウェーデン語のテキストを終了→直前の動作の後に日本語のテキストを開始で、ワンクリックで切り替えています。編集作業中は文字が重なってしまいますが、こうすることで一枚のスライド上でテキストを入れ替えることができます。
なおこのテキストボックスの切り替えは、発表者ツールをつかっているとなぜか動きません。今のヴァージョンの発表者ツールはかなり不安定なので、きっと初歩的なバグではないかと考えています。それゆえに、今回のプレゼンでは紙に印刷した原稿を読んでいました。
しかし、さすがはk2さんです。普段パワーポイントを使っている人でないと、このアニメーション効果は気がつかない点だと思います。ご慧眼に感嘆します。
Posted by: 古谷大輔 | Tuesday, May 16, 2006 04:55
古谷大輔さま
さっそくのご回答をありがとうございます。また、お会いできて嬉しかったのは、こちらもおなじです。小シンポジウムは千葉さんのおわりから聞いたのですが、問題提起からいるべきだったかと悔やんでいます。
テキストボックスの切り替えは最初に思いついた方法でしたが、編集作業がひどく面倒になりそうなので却下しちゃいました。正確にうごかす自信もなかったですし、配布資料の印刷は無理ですし……。
でも、原稿とレジュメがあって、パワーポイントのプレゼンは別物でつくる、ということなら、文字がかさなっていても問題はないわけですね。臨機応変、活殺自在なPCのあやつりぐあいに、ため息がでます。
Posted by: k2@コメント | Wednesday, May 17, 2006 23:35
そうなんですよ!K2さんご指摘のように、手持ちの素材とプレゼンの形態に応じて、臨機応変に対応するってことがポイントだと思うのです。アニメーション設定がどうこう…ということではなく。今回はパワーポイントのスライドショーとハンドアウトが別物でしたから、だったらスライドショーは概念図や地図・資料中心でいってしまえ!と。実のところ、スライドショーの作成はゴールデンウィーク中に原案はありましたが、千葉に入ってからほぼ作り替えています。
Posted by: 古谷大輔 | Thursday, May 18, 2006 00:32