おなじ高校出身の学生さん
2日間もつづけてさわやかな晴れ間があるなんて、今季の天候の状態なら奇跡的なできごとでしょうか。あと1,2週間もすると湿度が高くなり、重い気分になります。だらだらと自分の身体を処するしかない日々を前に、気持ちよく授業ができる貴重な時間です。昼食後の3限目でも、受講生の集中力が持続しています。
こうして3限目の授業をおえ、事務局のメールボックスの確認にむかう途中で、顔見知りの学生さんと遭遇しました。
「高原、やりましたねぇ」
「そうねぇ、でもかれは清水出身じゃないぞ」
「いいじゃないですか。おんなじ高校の出身ですよ」
「前回は病気だったんだっけ」
「ひとりだけファーストクラスらしいですよ」
この会話から想像できるとおり、学生さんはあたしとおなじ高校の出身者です。以前はゼミにそういう学生さんのいたこともあり、めずらしくはないですけれど、おたがいに名乗りあったり、親しく話せるようになったりすることは、それほど頻繁にあることでもありません。おまけに中学の学区もけっこうちかく、なんとなく雰囲気がわかってしまうところがあります――じつはあたしのいた中学は各組40人以上で12クラスあるというマンモス校でして、一時は清水で最強とうたわれた(?)恐い学校でした。やがて、適正規模にすべくおなじ学区にべつの中学がつくられ、その新設中学がこの学生さんの出身校にあたります。
さらに、2年前にニューカースル大学の夏期語学研修に参加して、その帰りにロンドンでいっしょに遊びもしましたし、その経緯でゼミえらびの相談(第一希望でおとされたので)にものりました。まぁ、不思議な縁があるのでしょう。
じつは、出身高校にたいしては愛憎なかばというか、いまいち好きになれないというか、近くにいるからこそ、離れていたいという微妙な感情をいだいています。でも、そこからうちの大学にくる生徒さんには、やはりなんとなく期待をかけてしまったりします。これは身内びいき……?
さて、高原選手のあとは就活の話になり、「迷っている」とのことでした。
「じつはSEも考えているんですよ」
「SEは一丁前になるまでに時間がかかるよ」
いろいろなことに前向きに取り組んで、ちゃんと結果をだしてきた学生さんですから、迷える=選択肢のある状態なのはよいことです、とはげましておきました。これはけっして身内びいきではありません。向上心をもち、継続的に努力する/してきた人には敬意を払わねばなりません。どうか、よい選択ができますように (^^w)
【授業】「英米文化論」13:00~14:30
【授業】「英米文化研究方法論(院)」16:20~17:50
【教務】高大連携出張授業にいってくださる候補の先生と交渉 → OK
【教務】同上。テーマの微調整を学務スタッフの方へ依頼 → 高校との交渉の結果でOK
【PC実習室運用?】学務スタッフの方より、無線LANの利用方法について問いあわせ → 応対
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