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のこり1ヶ月

今日は6月末日、2006年も半分がすぎてしまいました。はや……。あと、いちおう公務員なので、ボーナスがでました。7月最終週に前期末試験がありますので、授業はほぼのこり1ヶ月といったところ。そのあとで筆記/レポート試験をやって、採点して、やっと休みになるです。まだ遠い、遠い道のりのような気分がします。

今期は、昨年度の全学教務委員会(というより、そこの長だけ?)がしっかり授業15回分を確保するのに躍起になり、入学式の前にガイダンスをおこなってまで、授業回数にこだわりました。はっきりとはわかりませんが、授業の内容はコントロールできないので、数字ではっきりでるところだけは、授業料にみあったサーヴィスを提供したいという意図でしょうか。オイラの場合、以前に学生さんのアンケートで、「起承転結でいうと、起承転までしっかりわかるのですが、いつも時間が足りなくて、結がわかりません」といわれたことがあり(苦笑)、そこで、15回になったにもかかわらず、授業のシラバスはまったく変更をくわえず(楽)、しっかり結論まで説明につとめることでここまできています。〔あるいは1コマだけもっている英語の授業は、小テストをふやせば時間はつぶれると考え、一発勝負で成績をきめるのはよくないぞ!というトレンドにのって、時間つぶし(と卑下するのもよくないか)をしています。〕今年度のやりかたがよいのかどうかは、レポートを読んでみないとわかりませんので、今のところの評価はひかえておきましょう。

それでもいえるのは、はっきりとおもてにでるところだけにこだわっても無意味なことがある、ではないでしょうか。レポートのキャッチボールをしたり、夜更けまで授業の準備をしたり、ひろく長く議論する場をもうけたり、数字や制度に還元できないものに、学生さんたちは価値を見いだすこともあります。大学というところは、まるっきりのサーヴィス産業ではない姿もあわせもち、費用対効果をもとめるだけでない価値観も存在しているですよ。


【授業】「原典講読」10:40~12:10
【書類】コンピュータ実習室運用委員会の予算関係書類の作成。
【書類】学部・大学院HP作成運用費の予算関係書類の作成。
 ※両方とも経常費で自動的に計上できないでしょうか。書類のタイトルが「研究計画書」というのもミスマッチな気がします。

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