暑いなか
おつかれさまです。轟天号ビアンキでだいこん坂を登坂中にみかけました。今日はいくつの信号機をこなす予定でしょうか。
1582年6月21日(旧暦:天正10年6月2日)は、本能寺の変がおきた日です。「時は今 天が下知る 五月哉」という発句がしめすとおり、梅雨のまっ盛りのできごとだったですね。最近に仕入れた知識によりますと、五月晴れとは本来、梅雨の晴れ間を意味していたそうで、採用される暦によって、ことばの表現がかわってしまった事例です。日本がグレゴリウス暦を採用したのは、1872年12月だったと思いますので、それ以前と以後で季語にもずれが生じてしまうわけですね。
ヨーロッパはユリウス暦からして太陽暦です。太陽暦と太陰暦ほど、ユリウス暦とグレゴリウス暦のずれはないと想像します。暦について興味深い論及は、わが指導教官の『民のモラル』(山川出版社)にありますが、イングランドに新暦が導入された1752年9月におきたとされる、"Give Us Back Eleven Days" 騒擾について、Dr Robert Poole のおもしろい Past & Present 誌の論文を読んだことがあります。
たかが暦、されど暦、です。
【授業】「英語で読む英米文化入門」10:40~12:10
※先週の中間テストで油断したのか、欠席者がやや多め。単位のために勉強する人たちもいるんだな。
【書類】研究費申請のために、業者さんに見積書の作成を依頼。
【教務】学則改正(科目の名称変更と廃止)にかんして、教職科目の件を学務スタッフの方と協議・確認。
【仕事】昨年度の資料を事務局で受領。
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