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靄々(もやもや)

夕刻に廊下側の窓からながめると、

20060708

ふだんはくっきりとみえている住宅地がモヤモヤしています。ウィキペディアによりますと、視程が1km以上あるのを靄、1km以下を霧と定義するですが、体感する湿気、暑さから、この風景には語感的に「靄」がふさわしい気がしました。

研究会仲間のSさんからいただいたメールを読み、どのように返事をしたらよいのか、返答に窮している自分がいます。正直にいえば、史料や研究文献はそれなりに読んで消化してはきたものの(そんなことは歴史屋なんだからあたりまえ!)、方向性とか、共通してつかう概念について、ほとんどしっくり感をおぼえてこなかったですし、とはいえ、それでもよいと高をくくっていたふしのあるあたしには、返事をする能力はありません。それでも、そうした態度を無責任と感じる良心はのこっているので、天候とおなじようにモヤモヤしています。思考が彷徨っている、というか。

史料にもとづいて議論を展開し、示される見解にたいし、整合的に概念を利用できればよいのですが、そういう研究の発表される会を、もうしばらくやっていない気がします。うちあわせばかりで……。これもモヤモヤ <(_ _)>


【授業】「英語で読む英米文化入門」の準備。
【授業】3512教員室の掃除。
 ※週末が研究会や出張つづきで清掃をサボっていました。湿気が多いので綿ぼこりはたまっておらず、目立ったのは、消しゴムのかすが床にこびりついているもの。「演習」や「原典講読」の授業でつかいますからねぇ。

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