変わらぬ
残暑きびしき日本で歯を食いしばっておられる方々、校務を避けてすごすあたしの夏休みをおゆるしください <(_ _)>
ロンドンも今日は30度ちかくまで気温があがりました。そのなか、上着をひっかけてでかけた先は、超強力なエアコンとの相性が最悪の National Archives です。いろいろな方から「変わったよ」とおどされて、かなり用心していきましたが、結局のところ、あたしのもとめる文書のやり方は6年前と変わったところはありませんでした。電子カタログがないので、もっとも頼りになるのは紙にタイプまたは手書きされた手づくりのヤツ。世界にたった一つしか存在しない代物です。それをつかって、日付とフォリオの番号でさぐってゆく作業の楽しさというか面倒くささというか。そのあとでマイクロを見ても、いろいろな数字が混在していて、研究論文や著作の注でもちいられるフォリオ番号では、じつは容易に確認できません。これも以前と変わらず、日付がもっとも確実な手がかりの一つになります。
そういえば「変わった」と実感した点もありました。エアコンが弱い。すくなくとも今日の作業をした地図部屋では、寒さを感じませんでした。今日の陽気のせいかもしれませんけれど。
そういう1日をすごしたあと、BLへでかけ、土曜日に読みきれずに保管してもらっていた書物を確認しおえました。それから、つぎの小冊子を頼もうとしたら、「統合電子カタログシステムがダウンした」というアナウンスが入り、ちょっとずっこけ。現場で現物さえ見ることができれば(それができないから苦労するわけです)、手慣れたやり方、手作業も悪くないです。
【今日のビックリ】暑かったので、「今日は辛口、いちばんスパイシなのをください」といってすすめられたラム。あっさり食べてしまいました。辛さを感じなくなってるのでしょうか。
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