コピーができない
Softbank から X01HT が発売されました。これって、前からほしかったエルメスですが、このところまったくチェックしていなかったのでスーパーボーナスってなんだろう?の世界にいます。こまったものだ。
『和蘭風説書』をご存知でしょうか。江戸時代、毎年、あらたに長崎平戸へ入港したオランダ船のカピタンから、通詞たちが聞きとって作成した口上書、実態は鎖国体制下で得られたヨーロッパ最新事情のことです。江戸時代の外国認識を考えたりするときには重要な資料になるもののはずですが、国際関係学部を擁するオイラの職場の図書館には蔵されていません。というか、ケンペル『江戸参府旅行日記』やシーボルト『江戸参府紀行』もありません。学部だけでなく、大学全体として、歴史/歴史学を重視しないところですね。で、となりの敷地にあって徒歩10分の県立図書館まででかけることになりました。
獲物の『風説書』は1690年代のもの。デジカメでとればよいと思い、あたりで机をさがしたところ、適当な場所がない。さすがにストロボをたくのははばかられましたので、本をもってひなたへ移動し、ストロボなし+セルフタイマ(2秒)で撮影です。それからついでに雑誌コーナへ。来年の3月中旬締切のお仕事を意識しつつ、ちいさな学会誌をあさり、5冊ほどの雑誌を借り出しました。ちなみに、この図書館で書籍・雑誌を借りたのは今日がはじめてです。利用証をつくってもらって――しかし、オイラはいったいいくつの図書館の利用証をもっているでしょうか――、やや冗長な利用説明をうかがいました。
今日のタイトルにある「コピーができない」とは、県図書で『日本の教育史学』をコピーしようとしたところ、最新刊であるという理由で「記事の半分までです」と注意され、貸出ももちろんできなかったことです。大学の図書館では気にしたことのない規程です。決まりならしかたがないけれど、なぜなのでしょうか。2人以上で申請すれば、1本分をコピーできるでしょうから、ザルといえばザル、抜け道がないわけではないですけど、こうなるとやはり、『社会経済史学』や『歴史と経済』、『西洋史学』くらいは大学図書館でおいてほしいよーな……。
【授業】3512教員室の掃除。あいだに海外出張があったので、8月26日いらい。
【授業】「英米文化論」「イギリスと日本」「歴史と社会」の講義レジュメ、講義資料を作成し、登載。
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