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こども?

必修の世界史を履修していない!からはじまった、高校の履修科目問題ですが、オイラの意見はいたって単純です。学習指導要領に法的拘束力があるというのなら、ルールのとおりに実施している高校があるのですから、未履修のままで卒業をみとめたり、基準をゆるめてしまうことはあってはなりません。遡及して問題にするというのであれば、30年ちかく前に卒業したオイラもどうぞ。問題がないわけじゃありませんので。事態にそくしてゆるめるのなら、文科省は「要領」の拘束力のないことを公的にみとめ、国歌・国旗の問題をふくめて、これまでの態度をあらためるべきです。

静岡でも、母校をふくめて、相当数の高校が名前をあげられています。今夕のローカルニュースでもとりあげられていました。問題とは無関係ですけれど、とても気になったことが一つあります。それは、某私学の校長先生がインタヴューされていた場面で、

こどもたち

とか

こどもの

とか、妙なことばが連呼されていたことです。高校のクラブ活動の顧問や監督をやっていらっしゃる方が、おなじことばをつかうのも以前からひっかかりを感じていました。校長や顧問や監督がつかうことばなら、あくまで、

生徒

でしょう。教師と生徒の関係は、擬似的にでさえも、けっして親子の関係ではありません。未成熟という意味でつかっているのかもしれませんけど、生徒は他者であり、一箇の独立した人格です。擬似的に家父長権のもとにおき、指揮命令するかのような印象をあたえることばは楽しくありません。むしろ、


虫酸がはしる。

それは、小学校や中学校でもおなじです。

10月26日の業務
【授業】「英米文化論」13:00~14:30
【教務】非常勤講師の先生から来年度の担当を辞退するという連絡 → 対応。

10月27日の業務
【授業】「イギリスと日本」9:00~10:30
【授業】「英米文化特殊研究」10:40~12:10
【授業】「歴史と社会」(静岡英和学院)14:30~16:00
【授業】「イギリスと日本」のノートづくり → 深更まで
【教務】昨日の非常勤講師の件のつづき。

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