ぼられたかな
図書館から到着の連絡をもらいましたので、11時ころに ILL をひきとりにいったところ、なんと@50円! コピーの原価って、たしか5円以下だったという記憶があります。とすれば、とっても高いです。円安のために@20p≒48円の BL や TNA 以上ですから、犯罪的ですらあります。H大学では学外の者はコピーするな!てことでしょうか……。ちなみに、NS大学からの請求は@20円でした。
Google で検索してみました。ILL でコピーを依頼するときの値段は各大学で異なっているですねぇ。@20円から今回の@50円までが相場みたい。統一価格じゃないんですねぇ。そうであるとしても、なぜその費用がかかるのか、という説明くらいあってもいいのではないでしょうか。ってか、まず自分の職場の図書館がいくらとっているのか知らなかったりします \(^^:;)... ひょっとすると報復関税的な措置だったのかなとか思ってしまいました。
つらつら考えますに、卒論を書いている学生が資料をあつめるために遠くの大学まででかける、というのはあまり現実的ではありません。卒論のレヴェルなら、所属する大学の図書館で可能なかぎり作成できる環境をととのえるのがあるべき姿でしょう。だって、大学に提出する論文なんですから。それでも、何もかもとりそろえることは、今度は大学側の予算でむずかしいので、ILL のような制度が必要になってきます。大学間相互の助けあいですよね(『学術雑誌総合目録』や『新収洋書蔵書目録』なんて、学生~院生のころ、よく繰ったものでした)。でも、それを利用するために費用が適正でないと、あるいはちゃんと説明してくれてないと、せっかく勉強しようともりあがった学生の意欲を削いでしまいませんか。@50円でもよいですが、そのかわりに CiNII に積極的に参加するとか、自前でウェブ公開してくださるとか、もうすこし奮発してサーヴィスしてくれるとありがたいです。
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