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「歴史にたちもどって考える」

うちの職場は先週が後期の講義最終週でした。15回の講義回数を確保するという至上命題のもと、前例のない2月突入がはかられ、なかば強権的にそれが実行に移されたのです。授業の回数くらい、自分できめるワイ \(^^:;)...

そして、年度の最終週でもありますから、定年で職をしりぞかれる方々の最終講義もありました。こういうときでないと、ほかの先生方の授業に出席する機会はありませんので、ほぼかならず出席してきました。オイラの所属する学部・研究科からは、今年度末でお二方が去っていかれます。水曜の5時間目と木曜日の1時間目に、それぞれの最終講義がありました。

お二方ともにお人柄そのままの講義でしたけれど、とくに味わい深かったのは木1の、日本法制史がご専門の先生の講義です。ご自分の研究の歩みをふりかえり、恩師にあたる先生の思い出と業績を語りながら、そして、ご自分の業績に言及なさいながら、最後におっしゃったことばを、このエントリのタイトルにさせていただいたわけです。わたしたちはどこからきて、どこへ向かっているのか、その解答を呈示するのが歴史学である、という言は、この1年間、いろいろな媒体で読み、また聞いてきた気がします。そしてまたここでも、去ってゆかれる先生がのこしてくださいました。しっかりとうけとめたいです。

オイラは、自分の職場は歴史も歴史学もだいじにしないところ、と思ってきました。一種、アメリカ的で反時効取得的だとも。そうじゃなかったんだなぁ、すくなくともそういう人たちだけではなかったんだなぁ、とすくわれる思いがします。ありがとうございました _(_^_)_

20070201a 20070201b


2月7日の業務
【授業】卒業研究の口頭試問 13:00~16:30
【仕事】東海大学・短期大学部の図書館でコピー。
【仕事】図書館でコピー。

2月8日の業務
【仕事】静岡大学図書館でコピー。
【教務】「英米文化研究方法論(院)」のシラバスについて、学務スタッフの方から問い合わせのメール。
【教務】同上。とりあつかいについて、メール&電話。
【授業】「イギリスと日本」の答案用紙を受領 → 予備分を作成。
【授業】教員室へ Canon MP960 の納品 → 設置作業。

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Tracked on Friday, February 09, 2007 15:14

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