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満身創痍の「はやぶさ」

新聞やネットニュースによれば、世界ではじめて3億キロの彼方の小惑星イトカワに着陸を成功させた探査機「はやぶさ」ですが、2010年6月に地球にもどる計画です。いまでもイトカワの地すべりをあきらかにした画像が発表されたりして、関心は高いでしょう。もどってくると、岩石採取には失敗したものの、砂ぼこりなどを回収できた可能性がありますから、またワクワクすることになります。

とはいえ、公転の関係で短縮されているとはいえ、現在の地球とイトカワのあいだにある距離は約5,000万キロ。すでに「はやぶさ」は、燃料漏れと姿勢の喪失により、7週間にわたって交信が途絶したり、帰還カプセルの蓋閉めなどに必要なリチウムイオン電池がセル11基のうち4基が短絡故障してしまっていたりします。さらには、姿勢制御装置3基のうちの2基はつかえません。それでも、バイパス回路をつかった充電や、あらたな姿勢制御方法を工夫してイトカワの周囲を巡航し、そろそろ地球にむけて出発するのです。

がんばれ、はやぶさ。

しかも、地球に帰ってきても、採取した可能性のある試料を目標地点に正確におとすにはギリギリまでちかづく必要があり、その結果、「はやぶさ」は地球に引力を振りきれず、大気圏で燃えつきてしまう可能性が高いといわれます。たとえそうであっても、知恵をめぐらせて航行を可能にし、あらゆる工夫にささえられながら、ひとり宇宙でたたかって飛行する「はやぶさ」に、勇気づけられる人はすくなくないでしょう。もちろん、あたしもそのひとりです。

がんばれ、はやぶさ。

【仕事】土曜・日曜と出勤して、大いなる改稿を終了。駅前の郵便局で投函。
 ※明日からしばらく身を潜めます (((‥ )( ‥))) 音信不通かもしれません。さがさないでください。

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Comments

“はやぶさ”には頑張って欲しいです。満身創痍でも最後まで戦う姿は、先代はやぶさを彷彿させます。

Posted by: 野良衛門 | Monday, April 23, 2007 at 00:33

野良衛門さま
 お返事がおそくなってしまいました。いろいろ、つらいこともありまして (;_;)

 「はやぶさ」ですが、ペーパークラフトのページなどいかがでしょうか。http://www.as-exploration.com/muses_sp/muses-ckun/index.html

Posted by: k2@コメント | Saturday, May 12, 2007 at 00:18

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