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レポートのチェック

本人も充分に自覚しているですが、「英米文化論」のレポート採点はきわめて辛いです。

理由 その1
 レポートは試験答案よりも推敲や準備ができるはずだ、という確信しています。レポート提出が何本もかぶっている事情は察しますけど、それは2週間のあいだにおこなわれる試験もおなじこと。

理由 その2
 調査や考察を、適当にやっておけばよいとか、自分のやっていることが最善だとか、たかが大学生に慢心してほしくありません。コピー・ペーストとおぼしき文章があれば、こころあたりの文献をひき、ネットで検索をかけ、追跡することを厭いません。ほかにやることがあるだろう、というつっこみは承知のうえです。

理由 その3
 自分が恩師にそうしてもらい、それは貴重なことでしたし、はげみにもなりました。オチコミ、ヘコミもはげしかったですが(苦笑)。

理由 その4
 ほめじょうずでない。(ま、これはそういう性格なので。)

受講生のみなさん、とにかく全力を尽くして砕け散ってください。悪戦苦闘のすえにうまくいってないとか、一生懸命やったけど結論がとんでしまったとか、そういう体験はしておくべきです。努力してもうまくいかないことはいくらでもあります。また、大学とは、お金を払って、さらには、イヤだなぁ、遊びにいきたいなぁと思いつつも授業を我慢して聞いて、その資金投入と苦役にたいして単位があたえられるところ、……ではありません。消費者万能主義は通用しないです。

大学とは、真剣勝負でおいで、というところなのですよ。

【授業】「ヨーロッパの風土と文化」10:40~12:10
【授業】「イギリス社会史研究(院)」13:00~14:30
【会議】全学教務委員会 16:30~17:40
 ※『成長するティップス先生』でも検索してみたらいかがでしょうね。単行本をお貸ししましょうか。

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