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メールとのつきあい

@nifty(当時はパソコン通信の NIFTY-Serve でした)に加入したのが1993年12月のことで、電子メールとのつきあいはそのときからはじまりました。電話機にモデムをつないで、コマンドを入力する文字ベースのインタフェイスをみていたころは、電話代がもったいないとか、いちいち機械をつなぐのが面倒くさいとか、そもそもメールがこないとか、のんびりとしたかまえでメールとつきあっていました。

大学にLANが設置され、私的にも公的にも連絡手段として利用しはじめたのは、10年ほど前のことだったと記憶しています。迷惑メール、ジャンクメールなどというものをうけとることはほとんどなく、また、1日に2回もチェックすれば充分なころでした。添付ファイルのウィルスとか、本文をプレヴューでみるだけで感染するウィルスとか、悪さのメールがふえるのは、もうすこしあとであったはずです。「MacOS のウィルスつくるやつなんていないよ」と揶揄されたころでしたが、メールの総数は増えつつあったものの、まだ手動で削除できる範囲でした。

それから5,6年たったいま、1日のメールの総数は職場アドレスと@niftyアドレスの合計で楽々と300通をこえるようになりました。大半がどうでもよいものですけど、職場関係のメール、研究に必要なメール、個人のメールも受信します。LANは有線も無線も利用していますし、さらにケータイでも、以前は moco,いまはG-mail モバイルのおかげでメールのチェックが可能です。つまり、PCかケータイがあれば、いつでもどこでもメールに接触できる環境ですし、それを、便利だなぁ、仕事がとどこおらないし、いつでもこっちから連絡もできる、すぐに応答もできる、と信頼しきっていました。

ところが最近、ふと思いました。

メールを見てすぐに反応するのはいいけど、これって自分の仕事をブツ切りにしているのではないだろうか。
本を読んだり、論文のノートをとったりしているときにメールが着信したら、集中がキレるよね。
いまだって、夢中になったらメールなんて気にしないでしょ、そういう時間はかけがえのない貴重なものではないか。

そうだ、メールの奴隷になってはいけない!

というわけで、ほぼ3週間ほどになりますが、メールチェックを午前9時ころに1回、午後6時前後に1回、寝る前に1回にしました。返事は夕刻のチェックのときにまとめてだします。どっちゃりとジャンクがたまっていますが、これらは一気に削除します。ときには、1日1回の確認しかしない日もあるです。急ぎの用は電話を利用することにしました。とくに今年は記録をのこしたくない仕事もしておりますし、あたしは作法をまもっていないメールをみるとむかついちゃう性格なもので、かえって電話をつかうほうが精神衛生上も良好です。

メールへのお返事がおそくなっても、どうかご海容のほどを <(_ _)>

7月3日の業務
【?】コース助教の方に紀要論文の公開の可否をご連絡。
【授業】「演習」13:00~16:45
【授業】「卒論相談」17:00~18:00

7月4日の業務
【授業】「英語で読む英米文化入門」10:40~12:10

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 お話は前回からの続きです。 「英語は絶対、勉強するな!」  余談ですが、著者はこの本の中で 「本文中の韓国を日本に置き換えて読んで いただいてさしつかえない」と仰っています。 このひとことからわかるように 韓国日本共通の外国語習得にまつわる問題点 そして現代社会全般が抱える問題はどこの国でも 共通したものがあるように感じました。 読み物としてもかなり実のある内容と なっていることは間違いありません。 この本も先日紹介した「TOEIC最強の学習法」と 同じように、硬軟織り交ぜてユーモラスな語り... [Read More]

Tracked on Thursday, July 05, 2007 10:58

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