自転車乗りは笑う
いつだったか、GONTITI(ゴンチチ)のお二人が出演しているラジオを聴いていて、なるほどと思ったことが一つありました。それが、“自転車乗りは笑う”です。なぜなのかよくわかりませんが、なるほど、ある状況下で自転車に乗っている人の多くがたしかに笑っているです。
その状況とは……、意外なことに、雨降りのときです。とくに、カッパも傘もなくて、ずぶぬれで自転車をこいでいるときは、ほとんどの人が笑っています。
このところはずっと晴れがつづいていますし(今日などは、真夏に富士山がくっきりとみえてしまいました)、雨がふりそうなときはRくんで通勤しますので、ここしばらくのアタシは、雨のなかを疾走するようなことはありません。でも、カッパを着て真夜中の国道を突っ走っていた自分の姿を思いだすに、たしかに顔は笑っていたと思います。
これはただの照れ隠しではありません。目一杯自転車をこいでいるとき、たしかに身体はくるしいですけど、全力でやっているという満足感というか、もうどうでもいいやという絶頂感というか、なぜかしあわせな気分になっているはずです。雨がふっていると、そこにいたるまでに必要な運動量がさがるというか、雨という障害のために「全力」にいたったと錯覚しやすいというか、短時間でしあわせになれるのではないかと。また、もうどうにでもしてくれ!というあきらめにも、速攻でいけます。
さぁ、みなさんも雨の日の自転車乗りの顔に注目してみてください。きっと笑っています。
【授業】「英米文化論」のレポート採点をひとまず終了(再提出者の1名をのぞく)。
【授業】同上。成績報告書に転記。
【書類】職員個人データ調書を赤字で訂正して提出。
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