何を書くか
今日が締切であった原稿を、とりまとめを担当してくださっている方へと、電子メールの添付ファイルで送りました。「公論としての犯罪報道」というタイトルです。ま、仮のタイトルですけどね。いちおう400字詰め換算で60枚くらいのものですから、やや重めの議論をしています。公論というよりも、18世紀はじめのイギリスでは犯罪者像がこのようにつくられた、ということをあきらかにした(つもり)です。
さて、今月は末日にもう1本の締切が待っていまして、こちらはマインド・マップを書いたばかりのところです。ただ、……グダグダと書きすぎました σ(--#)
なにせ、↓ こんなです。
これは25枚の原稿ですから、そもそも量的に半分で充分ではないかなぁ。
ところで、監獄という題材は、ある意味で“キワモノ”ですから、おもしろおかしく書こうと思えば、いくらでもその種のネタはあります。現代の刑務所にはないような事例を文脈ぬきでとりあげて、自分の感慨をそえる、あるいは現代の価値観から断罪/同情するのは簡単なんです。たとえば、監獄のなかに酒店があって看守が経営していたし、外部の飲み屋からビールが大量に出前された、とかね。でも、そういう叙述でなく、近世都市のキモがここにあるとか、近代都市への変化がここに集約的にあらわれる、みたいな書き方をできればしてみたいです。あと2週間ほどですけど、また昨年末や昨年度末と同様、のたうちまわることでしょう。学部長いわく、「論文の数だけ潰瘍はある」、です。
9月8日の業務
【授業】3512教員室の軽めの掃除。
9月10日の業務
【広報のおてつだい】みじかいトークについてのうちあわせ → メールの往来。
【原稿】とりまとめの方へ電子メールで原稿を送付。
※鳥取砂丘における学生さんの愚挙をネットのニュース速報で読みました orz
まわりが見えてないのでしょうか。大学入試にも「一般常識問題」が必要かも知れません。
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