もどった気になる
今週から後期の授業がはじまりました。まだ前期レポートの返却であったり、授業のキモ/ねらいの説明であったり、発表のうちあわせであったり、まだまだ本格的な開始とはいえないものの、話してゆくなかでものごとが明瞭に、かたちをなしてくるような感覚は、緊張感とともに、授業というライヴのなかでしか味わうことのできないものでしょう。緊張するのは、基本的に好きでありませんけど、少なくとも今月中は活力の源になってくれるはずです。
今週は、1月末に提出した論文(「犯罪・民衆・処刑」ってんですけど)を何度か読みなおし、とくに前半部分に集中的に手を入れました。だって、文意が通じないんだもん f^^*)
他人になって見直せとか、すこし時間をおいてみなければいけないとか、レポートや卒業研究をする人たちに助言しているわりには、自分のことになると締切ギリギリであたふたしてしまいます。ファイル差し替えが可能だと最適ですが、それでなくても、大幅な校正ができるといいなぁ。論旨はかえてませんけど。
そして今日、ひさしぶりに名古屋近代イギリス研究会へでかけてきました。前々回は救急車で搬送され、前回は男の約束があって、はじめて2回つづけて欠席してしまった会です。極地の管理権をめぐる国際法の研究と、ウォリントン・アカデミの研究をうかがって、楽しくもまじめに勉強と討論しました。パトスがもどってくる感覚です。
やなことも、メッチャ ぎょーさん ありまんねん。せやけど、ま、生きてりゃもうけもの、てなくらいで。脱力系の生き方も悪くないっちゅーことで、ちょっとでもそういう面をもっとかにゃ、テンパってしまいますよね。たとえば、
東急ハンズで「ターコイズ」色の万年筆のインクが買えて、
これまたとてもしあわせです (^g^) (^-^)g"" (^^)v
なんてのは、オイラの目指しやすい脱力系だったりします。
来週はなんとラジオ収録があったりしますが、やっつけ仕事の勉強で恥ずかしいので、中身などは事前にあかせません。事後にも (/--)/
ただ、勉強していることじたいは楽しかったので、笑顔で対話できると思います。だんだん自分がもどってくる気がして、ちょっとしあわせな土曜日でした。
Comments
自己レスです。論文の初校が本日の朝、宅急便でとどけられました。言霊(ことだま)の威力でしょうか。
さて、どうやってやりくりしたらよいのでしょう……とか迷っているふりをしながらも、自分の答えはきまっています。変な遠慮はなしで、やるだけやるしかない。
Posted by: k2@コメント | Monday, October 08, 2007 00:00