ブロディふたたび
ことばも石も、いったん放てばとりもどせない。
A word and a stone let go cannot be called back.
ついでにいえば、怒りにまかせて放り投げた折りたたみ椅子も。アッアッアッ (/--)/
いまの職場にきて10年がすぎたことをふりかえろうにも、日々の業務をかえりみようにも、「とりあえず開く」(Nさん風のいいまわし?)人びとにはついていけない感がぬぐえず、楽しくない語りになりそうです。すみません。こいつら、電気のように絶縁できませんかね。
ことばを飾り表情をとりつくろっても、徳はともなわない。
Fair words and fine manners go not with virtue.
ようするに、このことわざは慇懃無礼ってことを意味しています。マナーと徳は別物ですし、だからこそ両立が問題になる。「徳」というのはモラル哲学のキーワードであり、市民社会の問題でもあります。モラル哲学はわかるかどうか別にして(苦笑)、18世紀スコットランドの公共圏の話題でありました。岩波文庫のスミスでも読みかえそうかなぁ。
その昔、福岡の兄と慕う人からいただいたことばを思いだします。「そんなことより、勉強しよう」。
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