やぶせったい
今週は木曜午後から推薦と帰国子女の選抜関連の日程が入りますので、なんと昨日のゼミだけで授業は終了です。この機会を逃すまじ!と勢いをつけて、どーっと校務をかたづけていますと、ノックの音。入ってきたのは1年生らしき学生さん。
アタシ(以下「ア」):何かご用ですか。
学生さん(以下「が」):ちょっとぉ、お聞きしたいのですがぁ……。
ア:(語尾については黙殺)何ですか。
が:「○○」(講義名が入る)を3回欠席してしちゃったのですがぁ、もうダメですかぁ。
ア:どういう意味ですか。
が:ほかの授業では3回休むとだめでぇ、キック・アウトだよっていわれました。3回までならいいって。
ア:休んでいい授業なんてこの大学にはありません。
が:(すこし動揺したようだ)あの、もう試験をうけるのもだめでしょうか。
ア:最初の授業でもいったように、この講義の評価は試験で行います。出席したからといって合格するわけではなく、自分で勉強しなければうかりません。アタシは出席で受験資格を云々することはありません。
が:ありがとうございました。がんばりますぅ。
去ってゆく学生さんをながめつつ、こうした人びとが授業評価をするのはいかがなものか、としばし物思いにふけりました。
つづいて5限目は、昨年にひきつづいて The Big Issue Japan の編集長、水越洋子さんをお招きしての授業(「キャリア概論II」)を聴講しました。1年生または2年生らしき学生さんが2人、アタシの前の席にすわっています。でもって、水越さんの話がはじまってからずっと私語をしているです。自分の授業であればこういう輩は野ざらしか島流しにするですが、今日はそういうわけにはいかず、かといって、野放しにしておくと五月蠅くて(故意に漢字へ変換しました)話が聞こえません。結局、手帳のページを切りとって、「私語はやめてください」と書き、前の机へ投げたしだい。
その後はすこしおとなしくしていたようですけど、ケータイをいじったり、居眠りをしたり、また私語したり。話じたいは、終了後に学生さんから質問がでたことからもわかるとおり、興味深いものであったのに、この2人は何をしにきたのか。いやなことを我慢してやっている(=受講)のだから、それにたいして報酬(=単位)があってしかるべき、という人びとでしょうね。知ということばからはまったく遠いところにいます。くわえて、外部の講師の方に失礼になる、という想像力も欠けていますね。自分が好き勝手にしてよいという、アタシの息子たちがうけているゆとり教育の、悪しき側面を見てしまいました。
このような人びとを「うざい」と表現しますが、静岡弁になおすと「やぶせったい」になります。「おとましい」で「ぶっさらう」か、とも。いや、暴力はいけませんねぇ \(^^:;)...
【院教務】各研究分野の運営委員の先生に、時間割表と確認の依頼文を作成 → 配付。
【院教務】同上。さっそくもどってくるが、じつはアタシの所属する分野。未確認であると思われたので、メモを入れて運営委員の先生へもどす。
【授業】事務局学生室で合同ゼミの会場をさがす。火曜の午後はほとんど教室があいていない。
※ゼミを自分の教員室でおこなわず(おこなえず?)、教室をつかうからなのだが、62名のゼミもち教員全員が教室をつかったらどうするってんだ。
【授業】同上。適切な場所がみつからなかったので、現場を確認。とりあえず、PC実習室を候補に考える。
【教務のお局】学部の時間割の進行について、要請したいことをメーリングリストへ流す。
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