弱り目
教務委員を長くやっていた経験からすると(というか、いまもやっている)、「いやだな」という目(「ババ」ともいう)をひいてしまうことがこの仕事には多いような気がします。これまでにいちばん弱ったのは、卒業研究の提出時刻におくれた学生さんへの対処でしたでしょうか。前年にもギリギリの事例があったので、さんざんに注意しておいたはずなのに……。学生さんからのもの以上に、某スタッフからのプレッシャがきつかったです。そのイヤミというか、もろに不正というか、とんでもないことばはおぼえていますが、これはいわば“墓場までもっていく”しかありません。
もう一つ「いやだな」という思いが胃を直撃したのは、非常勤講師の先生方の雇い止めの件です。いやぁ、尖兵みたいなものでしたし、同僚の先生からは「会社でいうと、人事部の若手のペーペーがヴェテランに宣告する、みたいな立場ですね」などと評されたり/揶揄されたりして ; ̄_ ̄) σ(--#)
これは、なんというか、二度とやりたくない、けっしてはまりたくない状況です。お相手はこちらの事情もよーく知った人でしたから、よけいに緊張してしまいました。その方とは2年ほど、交際なしになってしまったりして (/--)/
全国の教務委員のみなさん、いまがまさに上記の二つ(のドツボ)におちいりやすい時期かもしれません。どうか、お大事になさってください <(_ _)>
【教務のお局】非常勤講師の先生への依頼について対応。(書けば1行ですが……)
※↑「教務のお局」とは、なかなか教務から足の洗えないアタシのような者が、自虐的に自分をさしてつかうことばです。念のため。
Comments
雇い止めの宣告を面と向かっていわなければならないのは辛いですね。
Posted by: 野良衛門 | Friday, December 28, 2007 18:09
野良衛門さま
おひさしぶりです。コメントをありがとうございました。
たしかに、内視鏡検査のようなオエオエ感をおぼえる辛さでした(奇妙な表現ですみません。)ただ、ほとんど三顧の礼をとってお願いしながら、1年契約だよね、と紙切れ1枚で(あるいはそれも出さず)つかい捨てるようなやり方はできませんでした。こちらからうかがって、直接にお話しするのがせめてもの礼儀かと。
自己満足とか、結果は変わらんとか、自分への贖宥状とか、いわれればそうなのですけどね (/--)/
ちなみに、べつの部署の人から、上手だねぇ、どうやっていったの、と尋ねられた日にゃぁ、ブロディと化しました。
Posted by: k2@コメント | Saturday, December 29, 2007 08:25