希少種ゲイシャ
十二指腸潰瘍が瘢痕化し、慢性胃炎のままではあるものの、痛みは去った今日このごろ、先月くらいからふたたびコーヒーを味わっています。そのペースは2~3日に一度という用心深さ――というよりも腰がひけている状態――ですけど、逃亡中は1日2杯などという冒険もできました。コーヒーがオイラの胃炎や潰瘍の原因ではないと思いますが、さすがに1日に5杯も10杯も飲んでいたころには、睡眠不足もあいまって、消化器系が不調になりがちでした。タバコも吸ってたしねぇ。
何回も紹介した「珈琲問屋」にもまたおとずれています。出張のおみやげを買うついでに、今日もいってきました。そこではじめて見つけたのが ↓ です。
ご存知ですか、マラウィ・ゲイシャミスク豆。ゲイシャ種はエチオピア原産らしく、「パーッと広がる香りにおどろかされます」というキャッチがついていました。別の解説によると、
第一印象は、芳ばしいナッツやチョコレートのような甘みが口の中を駆け回り、すぐさま摘みたてのオレンジのようなシトラス系のフレッシュな透明感ある味わいに変化します! 非常に柔らかい口当たりにもかかわらず、しっかりとしたコクがあるため、全体のバランスも良く心地よい余韻が楽しめます。冷めていくにしたがって、完熟したマンゴーのような濃密な味わいも感じられます。名前も味わいも艶やかです。
たぶん、酸味系よりも苦味とコクの勝った味ではないかと想像します。
ところで、産地であるマラウィの位置を地図帳で確認したところ、アフリカの南東部で、タンザニア、ザンビア、モザンビークによって囲まれた内陸国でした。大きな湖マラウィがあり、世界遺産に登録されているので、のどかな場所のように想像しました。でも、ゼロ歳児の平均余命が40歳以下、世界最貧国の一つとわかると、はたして購入したのは公正/フェアであったのかどうか、自信がなくなってきます。いろいろなことを思いながら、味あわせていただきましょう。
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