3月は仕込みどき、書き入れどき
先週からあっちこっちへ出張(「逃亡」かも……)しておりますが、これはいろいろなネタを仕入れるためのおでかけでもあります。職場とその近辺+ネットだけでは入手することのできない情報があることはたしかで――典型的には、史資料のたぐい――、存在するところへでかけていって略奪してくるだけでなく、その場の空気を感じたり、その場にいる人と会話したりすることが決定的に重要な経験になるように思います。外国であろうと国内であろうと、それはすくなくともオイラにとってはおなじことで、そうやって経験値を高めることが、うみだすものの重さにつながっていくのではないでしょうか。まだまだきわめて経験値が低いので、うみだすものは軽くなっちゃってるですけどね ヽ(´・`)ノ フッ…
今日は、「日系ブラジル人」の日系性とでもいうべきものが変化しつつある、という意外な話をうかがいました。簡単にいえば、血縁でなく、姻戚関係が「日系」の軸となってきているそうです。ひと昔前の「日系」とは、身体や言語や文化的な特徴もまるっきり異なるわけですよね。
これが何のネタになるかはぜんぜんわかりませんけれど、とにかく自分が豊かになったと実感できるのが重要です。いや、別にほかのだれかに蘊蓄をかたむけたいのではなく、物事の見方というか、知恵というか、事象へのアプローチの仕方というか、比喩的にいえば自分のなかの「ひきだし」というか、そういうものを豊かにしたいです。
授業がはじまってしまうと、とくに夏休みまでは日々のあれこれに精一杯になってしまうので、この3月中が重要な時期です。けっして年度のロスタイムではありませんよ。
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