年度の大晦日
昨年の3月31日は土曜日にあたっており、おまけに法人化が同時進行していたため、年度替わりのひきつぎが“ひきつり”になっていたような気がします。もっとも、オイラは救急搬送の余波でまだ伏せっておりましたから、ほとんど記憶がありません。ただ時間だけがすぎていったわけです。おかげで、さんざんお世話になりながらも、ごあいさつの一つもできなかった方がいて、申し訳なく思いました。
今年は週日なので、とくに混乱もなく、ひきつぎがおこなわれたことでしょう。オイラにとってもふつうの1日で、たまった書類の整理と、3分の1くらいまですすんだ訳稿『モラル・エコノミ』のつづきをやってすごしました。やはり、ふつうが大事です。
ちゃんと書いたかどうか、忘れてしまいましたので、訳稿についてすこしだけ補足しておきましょう。翻訳しているのは、E. P. Thompson, Customs in Common (The Merlin Press, 1991) です。原著の全体は8章構成ですが、翻訳は抄訳ということで、半分の4章分になっています。1970年代はじめの論文を主として、なかでも、 Past & Present 誌から修正なしで――誤植はありで (^_^;)――収録された「モラル・エコノミ」論文が目玉といえるものです。
じつはこれ、あまり大きな声ではいえませんが、10年前からの間歇的に継続しているお仕事でして……。何度か改稿をくり返しているうちにわけがわからなくなり、ここ2年くらいはほとんど放棄していたですけど、いよいよ、という命がくだったため、σ(^◇^;)(;^_^A ……と旧稿をひっぱりだして、何年か前の自分をののしりつつ(「ほんと、何を考えてたんだぁ」とか)、何度目かの総手直しをしております(「何」が多い文ですな)。ただでさえ、晦渋な日本語にしかできない英語力なのに、「うつくしい詩文のような英語を日本語に訳せるか」とペニにいわれたこともあり、頭をかかえてしまう超難題です。あぁ、はやく解放されたい ..・ヾ(。><)シぎょぇぇぇ
↓ めずらしい富士山の光景。そこだけが晴れ間で浮かびあがっていました。左が遠景、右がズームアップです。
【授業】「英語で読む英米文化入門」の授業ファイルづくり(未完)。
【書類】年度末につき、書類を整理 → 保管するものをファイルケースへ、廃棄するものをシュレッダへ。
【?】明日に着任される ALT の先生にごあいさつ。
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