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横領

今日の2限目には、「原典講読」という授業を開講しています。先週に授業に必要な事項を受講生のみなさんにつたえ、担当のペア(または単独)と担当の順番(担当箇所)をきめました。使用するテキストも、ネットから、メールボックスから、入手してもらったはずです。メールボックスからコピーの束がなくなっていましたからね。したがって、当然のように今週(今日)からは、通常の授業が進行してゆくわけですし、そのとおり、順番があたっていた方々はちゃんと予習をしてきてくれて、内容についてこちらからたずねても、いろいろと考えてくれました。

問題はその約30分ほど前。ノックをしてあらわれた学生さん1名がいました。

学生さん(以下、「が」):「今日の2限に開講されている原典講読ですが……」

オイラ(以下、「オ」):「もう先週に授業の説明して、担当の順番もきめました。なぜ出席しなかったの。」

が:「先週は迷っていて出席しませんでした。」

オ:「(理由の説明になってないよ)で、とりたいの。」

が:「まだ今週も迷っています。どういうテキストをつかうのですか。」

オ:「(なんだこいつ)雑誌論文のコピーをつかいます。(履修要項に書いてあるじゃん)」

が:「それはどこへいったら手に入りますか。」

オ:「(こいつ、今週もお試しにするつもりか)あのね、いまいったように、担当の順番もきまっているの。」

が:「とれないってことですか。」

オ:「(あなたのような人はね)そうですね。」

というやりとりのあと、学生さんは去っていきました。オイラは、例のことばを面と向かってつぶやかなくてよかったとホッとしたしだい (^_^;)

「原典講読」は2年生以上の学生に配当されていますから、くだんの学生さんは新入生ではありません。右も左もわからず、ガイダンス後に、「明日からどこへいけばいいですか」という素朴な疑問をぶつけてくる人びとではありません。1週間、何していたの、ですよ。いわゆる「お試し期間」というのは、講義に出席しなくてよい期間ではないですし、第1回目からふつうに授業する場合さえあります。それでも、まったく問題はありません。第1回目は授業をしてはいけません、などというアホらしいきまりは存在しませんからね。

さらにこの「が」さんが問題なのは、第2週さえ、お客さんでいることをあたかも権利のように考えていることです。「アタシは1週目にでてません。テキストも30分前に手に入れたばかりです。予習してなくても、しょうがないでしょ」。

これは「履修登録期間」の横領ですね。「地獄さ 堕ちろっ!」

【授業】「原典講読」10:40~12:10
【授業】「英米文化論」の授業ファイルを作成 → ウェブへ登載。

そういえば、一昨日にはおなじ授業で

「先週は病院にいっていました」

という学生さんがやってきました。

「ふーん。証拠、ある。」

とたずねると、

「ありません。」

のひとこと。別料金を負担しなければならない「診断書」を要求しているのではありません。領収書とか、駐車券とかでもいいのにね。言い訳にだって根拠は必要です。

オイラは「性悪説」論者なのかな。いやいや、たんに偏屈なだけかも ε=(>∀<о)(  ̄ o ̄)oOO

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