心の闇
5月、6月と10月、11月は学生大会、院生大会の時期でしたから、いまでもこの時節になると、あのころの恨み、辛みを思いだすことがあります。大会がおわれば任期も終了ですから、あとがま(というよりも、あらたな犠牲者)さえみつかれば、さらりと身をひくことができ、どうってこともなくなりました。でも、大会前は、オイラたちがどれだけビラをまこうと、立て看を2日とおかずに書きかえようと、各研究室や専攻にオルグ(なんてなつかしい響き)へいこうと、まったくとりあわない人びとに、正直なところ、ラリアットの一発でもお見舞いしてやろうかと、腕をたくしあげたものです。たった一度、大学4年の春をのぞいて、成立したことのない大会でしたから、いわば負けつづけていたというのも、恨み、辛みを増す要因になっています。
いまでもときどき誤解をうけるのですけれども、正確なことをいえば、オイラはどういう組織にも属していませんでしたし――文自治の会員でしかなかった――、そんなたいそうなことは貼ったり、書いたり、叫んだりなどしていませんでしたから、いちばん大きかったのは、なんでわかってくれないのさ、という思いだったでしょうか。そうであるかぎりは、やはりどこかしらに、正しいことを言っているという、組織独特の臭さがあったのかもしれません。他人の臭いはわかっても、自分の体臭には鈍感なものですから。
その一方で、必死になって大会を準備していた仲間を見殺しにしたこともありました。さらしものにした、といいましょうか。ちなみに、その人には、もうあやまることすらできませんね。
個人のなかでグチャグチャになっているあのころの記憶が、この時節はときどき顔をのぞかせます。タイトルどおり、かも。
【授業】「演習」13:00~16:20
【会議】コース会議 12:30~13:00
【元教務】卒業研究の締切および内規について、現委員の先生とご相談。
【書類】端末設置書類を作成 → 情報センタの方へ提出。
【書類】教員研究費の支払い関係書類を、出納室の方へ提出。
Comments