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経過報告

訳稿の進行状況です。最初に原稿をつくった順番の逆をたどって、いよいよ本丸ともいうべきところまでさかのぼってきました。すなわち、序論 → 貴族と平民 → 再論ときて、つぎは『旧約聖書』「箴言」第11章第26節からはじまる、例のやつです。

「穀物のためこむ者は人びとの呪いをうけるが、それを売りにだす者の頭上には喜びがふりかかるであろう。」

訳業にくわわるずっと以前、学部学生時代から何度も何度も目にしてきたフレーズです。最初のコピーから保存してありますけど、サイズがやや定形外の Past & Present をB4の用紙に倍率100%でとったもので、周囲が黒枠になっていたり、全体が灰色がかっていたり(光が入っちゃったですね)、文字が異様にこまかかったり(老眼一歩手前にオイラには、注が虫眼鏡級)、こんなものをあの薄暗い読書室で読んでいたのか!と、いまさらながら若気の至り&汗顔の至り。緊張するな、力むな、というほうが無理なくらい、ドキドキしてしまいます。

さあ、しかし、パトスは熱く、ロゴスは冷静に。渋くいってみようか。

【作業部会】修正したファイルを、企画調整室の方へメール添付で送信。

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