虚しい
やはり無駄でしたね、授業評価アンケート。同僚をうしろから撃つことだけはすまいと思ってやってみましたけれど、昨年度の「イギリスと日本」のとおなじ虚無感をおぼえただけでした。どこかで誰かがいっていた、“時間の無駄、労力の無駄、紙の無駄”に、ふかーくうなずかざるを得ません T(;_;)T
その最たるものが、「自由記述欄」の記述のなさ。
自分の評価にかかわる質問(「授業に出席しましたか」とか「予習しましたか」)など、授業評価だから書いても書かなくてもどちらでもよい。自由記述欄をちゃんと書いてください。
と念を押したのにもかかわらず、おまけに、余裕をもって時間をあたえられているにもかかわらず、4/5は記述ゼロ。余裕の時間の大半は雑談してすごし、1名(名前をオイラにおぼえられている)は大声をあげてイエローカード(「となりは授業中です!」)を示されるなさけなさ(→ キミはかぎりなく「不可」にちかいよ)。4年前には一度、自由な記述だけでアンケートをとったことがありますが、わずか4年でこんなになってしまうの、いまはどこ、ここは誰、と錯乱してしまうくらいにレヴェルが落ちたようです。あるいは、悪い意味で「授業評価アンケート慣れ」しているのかもしれませんが、いずれにしても、クレーマ以上にはけっしてなれそうもない人びとですね。
「よくわかりましたか」という質問の虚しさは前に書いたことがありますけど、今日のはそれ以上です。15年前の駆け出しのころのアンケートでは、それでも一人や二人、オイラを根底からゆらがせ、考えなおさせることを書いてきてくれた学生さんがいました。偏差値レヴェルはいまの職場よりも低かったかもしれないけれど、緊張感があったです(オイラもね \(^^:;)...)。
おまけに、そのときの3年間のアンケートは、じつは記名式だったのです。個人を特定されうることはわかっていても、それでも根性入れて書いてくるわけですよ。回答者の権利を保障しなければならないのは、これもよーく承知しているつもりですが、回答者をなまけさせないためには記名式もあっていいかなと思えます。ほら、コミックの時代劇のセリフにもあるじゃないですか。「ちょこざいなー、名を、名を名乗れい!」って。それでタイマン(← 死語)の真剣勝負をするわけでしょ。匿名のままでは、永遠にその他大勢のエクストラです。
といいつつ、「日々是精進」はかぎりなく実名にちかい匿名です (^_^;)
7月8日の業務
【会議】コース会議 12:25~13:00
【会議】広域ヨーロッパ研究センター 16:40~18:00ころ
【授業】「英米言語文化入門」9:00~10:30
【授業】「演習」13:00~16:20
【授業】3512教員室の前にレポート提出箱を設置。
7月9日は病気のためにお休み
7月10日の業務
【授業】「英米文化論」:授業評価アンケートとレポート提出要領のみ。
【授業】「英米文化研究方法論」は受講者と相談して、23日に順延。
【出張】休講通知を学生室の方に依頼。
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