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避暑地日記・その7

到着したばかりな(気がする)のに、はやくも後半戦に突入してしまいました。家族へのおみやげの心配をしております。

今日の当地は祝日で、夏休み最後の3連休となりました。さらに、プロテスタントが主流の国でありながら、この期間にはカーニヴァルがおこなわれることになっています。カーニヴァルの地では、かつて騒擾が発生したこともありましたが、いまでは、トイレとスリに気をつけていればだいじょうぶ、くらいの平和なお祭りになっているといえましょう。でも、これが多文化的な現実そのものだなんて思うほど、甘ったれてはいけません。

さて、宿所の直近の地下鉄駅も、カーニヴァルにむかう人がごった返していました。ところが、なんとなく雰囲気のちがう人たちも、今年はおなじようにごった返しています。どうちがうかというと、オイラと年齢層がかなりちかいです。しかも、この駅で降りようとしているです。(カーニヴァルの直近の駅にもいってみましたけれど、日本でいう鉄警さんも「まいったよな」という顔をしつつ、地下鉄にすし詰めになって乗っていました。そこにいたのは、陽気な若者集団でした。)以前にIT関係者がウヨウヨいたときのようなにぎわいがあります。

駅員さんが「ジョージ・マイケルのコンサートはこっちの出口」と叫んでいるのが、ようやく聞こえました。でも、「ジョージ・マイケルって誰のこと?」です。自分の疑問をとくのと、単純に話の種にするため、人の流れについて会場までいってみました。↓ こういう会場です。

20080825

でも、どういう人かがわかりませんでしたのでGoogle さまで検索し、ようやく、イギリス出身のギリシア系の歌手さんのことであると知ったところです。ホモセクシュアルであることを公表していることも、1963年生まれであることも。どうりで、年齢層がちかいわけですね。

性をめぐる態度の多様性もまた多文化の一つの要素です。

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