肩こりが高じて
今世紀に入ってから、肩こりに悩まされるようになりました。ちょっと首をまわしたり、肩をうごかしたりするだけで、こっている音がします。中3の息子にたまたま肩のマッサージを頼んでやってもらったところ、「おぅ、グキグキ、いってるね」とおどろかれ、こちとらは「あち」とか「いててて」とか、なさけない声をあげるだけ。前世紀には、どれだけ肩こりがしそうな状況でも――たとえば、1日じゅう会議がつづいたときでも――、関節がかためられるような感覚はまったくありませんでしたし、ましてや痛みなど、おぼえたことはなかったです。
肩こり知らずだった30歳代がすぎ、グキグキと鳴りはじめた身体でしたが、加齢はしかたがないと思っていました。ちょっときつい会議がつづいても、ひと晩の睡眠で回復しますし、エライ人たちへの疲れたからやめましょう、というサインにもなります。ところが、今年の5月ころ、あれ?と感じるようになりました。
左の腕をあげると痛い (>_<)
というか、肘が肩より上にとてもあげにくい → あげたくない → あがらない。
ひどいのは、自動車を後進させようとしてうしろを振り向くときです。助手席のシートの背もたれをかかえるような姿勢をとり、左腕はあげると同時に内側にひねることになるですが、これが耐えられないくらいに痛い Σ(>△〇)ノノ
あとからズキズキするような痛みです。何かひどい関節の病気になってしまったのか、と不安になりました。そういえば、冬には左手首に痛みがあり、その前は左上腕がつるような感覚がしていたです。いったい、これは……。
別件で母に電話をして、ついでに相談したところ、かえってきたことばはつぎのようなものでした。
母いわく、「そりゃぁ、五十肩だよ。まちがいない。」
オイラ、「まだ50歳にはなってないけど。どうすりゃいいの。」
母、「うごかす。」
オイラ、「痛いじゃん。」
母、「うごかさなけりゃ、どんどん固まっちゃうだよ。」
ありがたい励ましのことばでした (^^)b
肩こりがひどくなった原因の一つは、コンピュータの常用でしょう。会議にしても、研究会にしても、10分、20分でおわるようなものでなければ、メモをとるのにノートPCを携行するようになりました。読書メモや史料の転記も、0.7ミリのシャープペンと万年筆とルーズリーフのノートづくりから、検索しやすいテキストファイルやめんどうのないマイクロソフト社の OneNote へとかわっています。以前はPCにふれない日が1週間に何日もあったりしましたけれど、いまではふれないでいる日のほうがめずらしい。こうやって、ウェブログを書いたりもするわけですしね。
もう一つ、原因として考えられるのは、運動不足でしょうか。自転車ツーキニストをしていますと、脚力と心肺の能力は維持できますけれど、上半身は坂をのぼるときに腹筋が必要なくらいでしょう。上腕二頭筋あたりはあまりつかわれません。腕立て伏せとか、懸垂とか、10歳代、20歳代のころから苦手でしたから、よけいに鍛えようという気にならなかったのでしょう。
おとなしく整形外科にかようことにします。
【授業】「英米文化論」のレポート再提出分を受領 → 採点 → 成績報告書を作成。
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