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ピーカンなのに立秋

秋がきました。立秋です。なのに、お天気は ↓ こんなです。

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べつに立秋ということばにだまされたわけではなく、用事があったからまわったですけど、区役所 → 銀行 → 郵便局 → JTB静岡支店とまわるにつれて、ますますお天道様の勢いは増すばかりでした。ほんとにピーカンということばがぴったしです。

「ピーカン」は何かの業界用語だろうと思っていました。語源は諸説あるようですね。たとえば、「教えて!goo」には、

缶入りのショートピースを略してピーカンと言いますが、ある有名な映画監督が助監督をやっていたときに、監督に天気を聞かれて空を見上げたら、ピースの缶の色のように真っ青で絶好の天気だったので「ピーカンです」と伝えたのが始まりだそうです。

とありますし、「日本語俗語辞書」なるサイトには、
ピーカンとは快晴のことで、もともと映画業界が撮影時に使っていた言葉である。ピーカンの語源は快晴の空がタバコのピース缶の色に似ていたという説、快晴の日はカメラのピント合わせが多少曖昧でも完全に合うことから『ピントが完全』を略したとする説、単純に太陽の光が「ピーンと届いてカンカン照り」を略したという説など様々だが正確なことはわかっていない。

とまとめられていました。名古屋あたりでは、わりとふつうにつかっていたような気がしますけど、そういえば、静岡ではほとんど聞きません。そのかわり、暑さよりも陽射しのつよさをさして、ひどろしい、などといったりして……。まるっきり方言です。

ともあれ、このような天候のもとで犬のようにペダルをこいでいましたら、つぎの書き物のお題をひらめきました。2年前に資料調査をしてきた、William Thomson についてまとめておこうと思います。シティの市裁判官にして、財務府法廷判事でもあり、1718年の犯罪者移送法(通称 流刑法)の制定にふかくかかわり、また、オールド・ベイリでさばかれた死刑囚の恩赦請願の手続きにおいて閣議へ適用者の報告をする重要な役目を果たしてもいた人物です。18世紀初年のシティの司法研究をするのであれば、外せない人物の一人でしょう。ホウィグの国会議員でもありました。ODNBにも掲載されていますし、John Beattie もかなりのところまで追跡調査をしています。オイラはかれの判事報告書=恩赦適用者名簿をコピーでもっていて、それを史料に恩赦成否の条件について考えてみたいと思います。1715,16年あたりが狙い目かな。

【書類】学位証明書の発行申請書をエクセルファイルから作成 → 卒業した大学の担当部局へと郵送。
【出張】旅行保険の手続き。

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