避暑地日記・その6
どこもかしこも物価高です。日本よりも物価の高いところなどあるものか、というのはどうもあやしいでしょう。それほど贅沢な暮らしをしてはいないはずですけど――「その3」ですでに記したとおり、昼ご飯は85円ですませています――、日本の感覚の4倍くらいでお金がでてゆきます。外食が基本になっているからでもありますが、たとえば、親子丼が1,650円というのはいかがなものでしょう。もっとも安価なはずの中華だって、ふつうサイズの弁当箱みたいなプラスティクのタッパにつめ放題のお持ち帰りで850円です(以前は1,000円を超えていたから、これは値下げですが)。チキンカレーでも1杯が1,000円はしますよ。安くて美味しいところを狙っていってこれですから、のこりは推して知るべしという感じです。
それでも、なしではすませないコーヒーは、これほどの値段の差はありません。スタバのカフェラテ、グランデサイズで比較してみますと、
マドラをつけてもらえるかどうか(そもそも、スタバの緑色のマドラは日本独自のもので、他国には存在しないです)以外は、まったくおなじ商品です。これくらいの物価の差であれば、何とかガマンできる気がします。
円安に誘導する政策を、スタバなみにゆるめてほしいものです。
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