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マイコンピュータって

先月末(7月25日配信)のニュースに、「『プリンタ』ではなく『プリンター』」がありました。

マイクロソフトは25日、外来語カタカナ用語末尾の長音表記について、ルールを移行することを公表した。

具体的には「ブラウザ」「プリンタ」といった、英語由来のカタカナ用語において省略されていた長音を表記し、「ブラウザー」「プリンター」といった表記になる。

トレンドとしては、-er, -or, -ar などの語尾をもち、そこにアクセントがない語は長音符号(通称:音引き)、つまり「ー」をつけない方向にあるとばかり思っていました。字数の節約にもなりますし、もとの音にすこしでもちかいからです。ところが記事によりますと、

国語審議会の報告を基にした1991年6月28日の内閣告示第二号をベースにした、より一般的な表記を採用することにしたという。

この内閣告示ルールでは、外来語のカタカナ表記で末尾が-er、-or、-arなどで終わる場合に、長音符号をつけることを推奨としている。
とあります。これはびっくり \(◎o◎)/!

てなわけで、Windows の世界では Vista のつぎのヴァージョン(がほんとにでるかどうかは知らないけれど、たぶん、Windows 7 という代物でしょうか)から対応するとのことです。「フォルダ」が「フォルダー」、「プリンタ」が「プリンター」、「マイコンピュータ」は「マイコンピューター」になるのかしらん。なんともマヌケな感じです。いっそ、「漫識特府」にならって、漢字表記にしたらどうでしょう。

ニュースへのコメントも「混乱する」が多かったようですが、なかにはツボにくるご意見もありました。

メモリ→記憶装置
メモリー→ロマンチックな記憶

こんなイメージがあるので、使い分けは必要だろ。

「最近メモリー不足だと感じる…」とか、寂しい人みたいだし。

茶目っ気と色気がたっぷりとあって、すてきです。


【授業】「英米文化論」のレポート採点をひとまず終了。
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