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オープン・キャンパス

だいこん坂をのぼると、そこはオイラの職場でした。立秋の昨日から1~2学部/日でオープン・キャンパスがおこなわれています。JRの駅からは無料バスが出ているようですけれど、私鉄の直近駅の一つからは自力で這いあがるしかないです。自力救済なんて、おおっ、何かいきなり入試本番みたいなノリです。

馬蹄形を構成する建物群の口の部分を横切るわたり廊下には、「ようこそ……」という横断幕があり、ここをのぼっていくと参加者の方が一堂に会するところへでます。こんな晴れた日ですから、のぼってゆく道の両サイドに、こういうイヴェントがあるときだけは流れる水のせせらぎは、耳に涼しく感じることでしょう。というか、どこかに涼やかなものがないと耐えられません。レンガの壁はうつくしく、ほんわか感、あたたかみ、ぬくもりはあっても、焼けた色からはなかなか清涼感がつたわってこないです。銀杏の木々も葉を茂らせてはいますけど、立っている間隔がひろく、ひざしをよけて歩く道は、太陽とは反対側の建物のそばぎりぎりくらいしか見いだせない。夏にはうちのキャンパスにもうすこし、青系、緑系のものがほしいところですね。

8年前に学部の運営の責任者をやっていたころは、講義室にエアコンのないところも多く、お客さんをあつめるには晴れた日がよいとはいえ、そのお客さんの反応を考えると、微妙なところでくもりから小雨をじつは期待してました。いまはさすがに空調設備のない教室はわずかになりましたので――てゆーか、まだある!――、夏空なりの対応をすればいいですが、時期的にややおそい気もします。高校生にとっては夏休みまっ盛り、オープン・キャンパスなんていきたいとは思わないはずです。うちの息子など、進学校でないこともあってひたすら部活に精進しており、じつに夏休みらしい夏休みをすごしているです。宿題なんてそっちのけでキリギリスをしていたのはオイラもおなじなだけに、あまりつよくはいえません (^_^;)

そうそう、8年前には氏名の一致だけでしたけど、試験の本番にどれくらいの回帰率なのかをしらべてみました。あの記録はのこっているでしょうか。たしか、おおざっぱなところ、推薦が5割、一般前期が1割、後期が2割くらいだったような。入試戦略的には意味があるのか、よくわかりません。やらない時代のいまの職場をしらないので……。おとしどころもみつかりません。

こまったものです。

【国際交流】ニューカースル大学夏期語学研修の参加記の依頼。
 ※コースの国際交流委員の先生から依頼あり → 学生室の方にご相談 → 11日よりプログラムに参加する学生さんから電話をいただく → 締切、字数、要望などを連絡。
【授業】「英米文化論」のレポートを受領 → 採点。
 ※再提出にまわすものが1件でてしまいました。わからないことや知らないことを、なぜわからないまま、知らないままにしておくでしょうか。たぶん、この学生は、自分のレポートがなぜ再提出なのか、わからないままでしょう。
【?】コースの入学者選抜実施委員の先生と、オープン・キャンパスへの対応をうちあわせ。

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