瞬電
一昨日の雷雨のさなか、瞬電というものを経験してしまいました。いまの職場では、あらかじめ予告された設備点検など、ふつうの停電は年中行事ですけれど、瞬電は記憶にありません。おそらくははじめての体験ではないかと。ちなみに、聞き慣れないことばですけど、「瞬電」とは落雷などで通常の電気の流れがとまり、予備の電源へ移行するとき、一時期的に電気の供給がとまってしまうことで、名称のとおり、一瞬で電気は復旧します。その業界では、「瞬停」というらしいです。
UPSを入れていた学部のサーヴァや、オイラ個人の生活にはほとんど問題は生じませんでした。しかし、一部のPCや空調設備、電磁ロックなどには大ありだったみたいで、HDDのクラッシュがあったといううわさも耳にしています。おなじ階の棟がちがうお部屋からは、ひと晩じゅう、電磁ロックのひときわ甲高い叫び声(これぞまさしく「ロック」ンローラ!……失礼)がひびいており、雷鳴いまだやまず、の感がありました。昨日にうかがったところでは、そのお部屋だけでなく、おなじ棟のおなじ階のすべての部屋で電磁ロックが機能不全であったとのことでした。
瞬電の瞬間はオイラもPCを2台(黒デル=デスクトップとX41=ノート)うごかしており、また、ノートのほうもふだんはバッテリなしで運用していますから、悲しいときがおとずれたか、と覚悟しました。やっぱり、UPSをつけるべきだったか、と思っても後の祭りですし、いまはもう、喉もとすぎれば熱さを忘れる、みたいです \(^^:;)...
瞬電とかゲリラ豪雨とか、充分に気をつけていても、襲来したら回避できません。いろいろな未練はすてて、専守防衛、身を守ることを優先しましょう。
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