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本屋で買い物

今日の夕方、めずらしく近所の書店にでかけて買い物をしてきました。このごろの書籍はネット購入することが圧倒的で、書店の書棚を見てまわることはほとんどありません。たまに職場の書店で物色するくらいです。残念ながら、静岡市内のどこへいっても、学生・院生時代の生協ほどの品揃え(こいつには、生協院生委員としてのオイラも口を出していました)はのぞめません。書籍の環境というのが、就職していらい、ずっと懸案になっています。一般書から専門書まで、お客の動向にすばやくおうじ、ブツを並べてくれる品揃えは、もはやごく一部の大学生協をのぞいてほとんどありえないのでしょう。だいたい、書店にいっても店員さんじしんが本を読んでいないような気がします。ここで毒づいていてもしかたありませんけどね。

さて、めずらしくでかけた先で買ったのは、『Lapta』10月号と横山秀夫『クライマーズ・ハイ』(文春文庫)です。前者は、けっしてスノッブな生活がしたいとか、渋いオヤジをめざしているからではなく、ただ、付録についている白い万年筆がほしくて買いました。昨年の Lapita ALWAYS というオレンジ色の万年筆よりも若干は大きめなつくりです。Lapita WHITE と名づけられた白と銀の鉄ペンは、インクフローがとてもなめらかで(ペン芯の番号が3から4になっているのは、改良の証しでしょうか)、筆圧の弱いオイラの好みです。雑誌のほうは、ざーっと流し読みして本棚ゆきの処分になりました。「マナー講座」はちょっとよかったかな。

後者の横山作品のほうは、じつはべつの場所で見つけたですけど、さすがにそこでは買えず、それいらい、気になっていたものです。小田中さんは今夏のフランス行きのさい、「成田で購入した瀬名秀明『パラサイト・イヴ』を(はじめて)読んで時間をつぶしたが、こわかった。」と書いていらっしゃいますが、オイラもじつは成田で本を物色していて、この『クライマーズ・ハイ』に出会してしまったです。これからJALに乗るというときに、この作品を買う勇気はもちあわせておりませんでした。で、そのかわりに浅見光彦もので乗りこんだしだいです。飛行機の時間つぶしは、簡単な推理小説が絶好と思います。なにより、こわくないし (/--)/

映画はまだみていませんけど、それでも、1985年の夏を忘れてならないと思いつづけてはいます。

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