« こんなぐあい | Main | 『牧師の談』の特徴――消滅のしかた »

そのままではいられない

人は倒れたままではいられない。というセリフは、2005年の冬に放映されたドラマからのものです。

いまから9か月ほど前、昨冬のさかりのころ、正月があけたばかりのころ、いわゆる小正月のころ、オイラは遠方からねらいをさだめて発射された弾を、真正面でくらって轟沈しました。あるいは、地雷が爆発したと表現する方もいらっしゃいました。あぁ、痛恨の……とも。そのときにどこをどのようにとおって、どのような手段で家まで帰ったか、ふだんならあたりまえのようにしていることさえ、記憶にさだかではありません ヽ(。_゜)ノヘッ?

いまでもそのときの辛さを思いだします。時間はけっしてやさしくなんかないし、時間が解決してくれるものでもありません。辛さを乗りこえられたわけではありませんし(思いだしたくないだけ)、くやしさとか、申し訳なさとか、そしてなによりも自己嫌悪とか、けっして消えてはおりません。しかし、それでもなお、おなじでいることもできません。何もかもを手放すこともできないのですから、どれほど無価値に見えるものでも、どれほどいやなものでも、さいわいにしてとても大切なものでも、ありがたいものでも、手のなかにあるものを握りしめて立ちあがるです。数日、数週間、数ヶ月、数年のあいだ、倒れたままでもね。

というわけで、たからをさがしつづける、「さわやかな名刺」の君へ。

【書類】科研費の研究分担者承諾書を、産学連携室の方へ提出。所属長の押印をお願いする。
【書類】「警察」編集会議の日程調査の用紙に記入 → 投函。
【ゼミ】来週の予定をメール。

|

« こんなぐあい | Main | 『牧師の談』の特徴――消滅のしかた »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference そのままではいられない:

« こんなぐあい | Main | 『牧師の談』の特徴――消滅のしかた »