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はげまし

毎日(日曜日以外)の生活パターンからしますと、21時以前に帰宅していることはほとんどありません。そのため、大好きなテレビを見ることにしても、プライムタイムの後半以降、あるいは、深夜帯のはじめのころが多くなります。なにかと評判のたつ月9などは個人的に微妙な時間帯で、夕ご飯を食べながら、夕刊を読みながら、チラ見するときもなきにしもあらず、といったていどでしょうか。そりゃぁ、『ガリレオ』あたりはとてもおもしろかったですから――東野圭吾さんですから――、楽しみにしていました。でも、今年は1作品どころか、一度もチャンネルをあわせませんでした。まぁ、以前から視聴率が高いものでもあまり関心がなかったので、とくに今年が異なっていたというわけでもないみたいです。

そのかわり、といってはなんですけど、おなじフジ系でも土曜日23時10分からの、『SP』と『ハチワンダイバー』と『33分探偵』、他局もふくめて22時枠の『流星の絆』や『チーム・バチスタの栄光』や『おせん』といったところはよく見ました。なかでも、いちばんのお気に入りだったのが、『ロス:タイム:ライフ』です。真木よう子さん主演の女部長さんの話(第9話)がすてきでしたねぇ。そして、このドラマは毎回、すこし有名な、でも日本ではあまり知る人もいないフットボール関係者のことばが引用されていて、第9話のは、「全力で戦ったのだから、あの日の選択は後悔しない」(元スペイン代表ラウル・セルパンテス)でした。これにかぎらず、どの回のことばも、あつくてかっこよかった。印象にのこっているのは、「昨日のミスの言い訳のためにする練習などない。明日の試合のためにする練習なのだ」とか、「辛抱強く追いかけた犬だけが、餌にありつける」とか、なぜかタイミングよく、そのときどきのはげみになったように思います。

2008年末のいま、オイラは『ロス:タイム:ライフ』からこのことばを引用しておきたいです。自分にも、そして、誰かにもむけて。
たとえ試合に敗れても、世界が終わるわけじゃない。
(元セルビアモンテネグロ代表監督イヴァン・ブラジェリッチ)

さらに、『ビッグ・イシュー・ジャパン』からも。
勝たなくてもいい、でも、決して負けない。

【授業】3512教員室の掃除&年末のもよう替えの最終調整。

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