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路傍の花

以前にも書いたことがありますが、オイラがお世話になった大学には、大正浪漫主義の匂いがプンプンするような寮歌がありました。その名も「伊吹おろし」。まずは、前口上というのがあります。

富貴名門の子女に恋するを、純情の恋と誰がいう
路頭にさまよえる女に恋するを、不浄の恋と誰がいう
泣いて笑って月下の酒場にて媚びを売る女のなかにも、水蓮のごとき純情あり
酒は飲むべし百薬の長、女は抱くべし陶酔の境
女のひざ枕にて快楽の一夜をすごさば、人生の夢もありなば、恋もありなん
雨降らば降れ、風吹かば吹け、いざすすみゆかん若き男の子よ
安危すごめく混乱の巷、いざ声高らかに歌わんかな、第八高等学校寮歌伊吹おろし

これをなかなか暗記できないので、とちったヤツには仕置きがあります。池にほうりこまれるとか、ね。あるいは、この前口上は微妙にして絶妙なヴァリエーションをともないつつ、複数の大学で連綿とつたえられてもいるようです。

それで、何回かとちりながら、ようやく前口上がおわったあと(「アイン、ツヴァイ、ドライ」というかけ声をはさむ場合もあります)、「伊吹おろし」本体の歌唱がはじまります。

伊吹おろしの雪消えて
木曽の流れにささやけば
光に満てる国原の
春永劫に薫るかな

夕陽あふれて草萌ゆる
瑞穂ヶ丘に佇めば
零れ地に咲く花菜にも
うら若き子は涙する

見よソロモンの栄耀も
野の白百合に及かざるを
路傍の花にゆき暮れて
はてなき夢の姿かな

花に滴る日の水洙
命の啓示を語るとき
希望に滾る若き頬を
はるかに星は照らすなり

神秘の闇のおとずれに
いつしか寮の灯火は
瞬きそめて我を待つ
地上の夢よいざさらば

沓靄融けし丘の上に
いづくともなく春を呼ぶ
歌やすらかにながれ来る
紺青の月影濃けれ

くぅーっと泣けてくるのは、花がでてくるあたり。「地に咲く花菜」や「路傍の花」とかね、もう、目頭が熱くなっちゃいます。

というわけで、散歩のときには「路傍の花にゆき暮れて」しまう今日このごろです。

↓ 職場の駐車場にて。ツツジじゃなくてサツキだよ、と尚さんがいっていました。
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↓ 職場の部屋がある建物の前の花壇。花ある君と思いけり。

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↓ ひと月ほど前に雪がふったようだった、なんじゃもんじゃの樹木群。
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↓ なんじゃもんじゃのアップ。

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↓ この季節の花には欠かせない、アジサイとタチアオイ。とくに、うちの住所は「葵区」ですから ヾ(^。^*)まぁまぁ

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うら若くなくても、花に涙するですよ (;_;)

6月2日の業務
【授業】「演習」13:00~16:10
【授業】「英語で読む英米文化入門」の授業ファイルを確認。

6月3日の業務
【授業】「英語で読む英米文化入門」10:40~12:10
【授業】学生(希望者のみ)の要約ノートを点検。
【授業】「英米文化論」の講義ファイルを確認。
【紀要編集】投稿者から原稿一式を受領。
【紀要編集】不在時の投稿原稿受領箱を設置。
【WERC】サイト構築作業:大学の公式サイトにリンクを設定&ページ構成を修正。

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