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いまだにありがた迷惑がつづく

職場のウェブメールについては、以前にもぼやきの記事を書いたことがあります。とくに問題なのは、稚拙な基準しかもちあわせていないといわざるをえない迷惑メールフィルタである、とも。

それでもいつかは学習してくれるものと願って、あいかわらず SPAM のフォルダに放りこまれ、勝手に "*****SPAM*****" という妙ちくりんな目印を件名につけられたメールを救済しつづけてきました。救済するだけではダメだという一方的な通知も過去にありましたから、SPAM ではないフォルダ=isHAM へもコピーを入れつづけています。それでもなお、オイラがもっとも読みたいメーリングリストである H-Albion(H-Net List for British and Irish History)からのメールは SPAM とみなされつづけています。今朝方などは7通やってきたメールのうちの6通までが SPAM ゆきで、スレッドで整理するには迷惑この上ない目印がつけられていました。最近のものでも、イギリス史にたいするブリテン以外の出身者の貢献、貧民の救済される権利・権原、労働者階級の定義をめぐるおもしろいやりとりがこの犠牲になって、スレッドがガタガタです。ここまでやられると迷惑メールフィルタそのものが迷惑な存在としかいえません。

ちなみに、すでにこのウェブログで何度も引用していますように、H-Net はピンク系のあやしいネットワークではなく、杉田米行さんの文章を引用させていただけば,

H-NETとは何か?

杉田米行
『大阪外国語大学アジア太平洋論叢』第6号抜刷
(1996年3月30日発行・大阪外国語大学アジア太平洋研究会)

 1992年12月に米国で設立された人文科学系の学会組織(非営利団体)。通常の学会と大きく異なるところはインターネットを用いて学問の発展に貢献する点。全世界のどこにいようともパソコンと電子メール住所さえあれば、全く同じ条件で世界の学者と情報交換、研究発表、論文紹介、書評などが行なえる。急速に発展し、1995年11月現在では世界 62ヶ国に延べ33,000名の会員を持ち、しかも毎月1,000名の割合で加入している世界最大級の人文科学系の学術組織である。参加費用は無料で、 H-NETはイリノイ大学教授リチャード・ジェンセンを会長として運営されており、H-NETの下に現在50以上の分科会がある。H-NETは発足以来、まだ3年少々の歴史しかないが、驚異的な速さで全世界にそのネットワークを伸ばしてきた。現在もやはり、アメリカ人の会員が最も多く、今後の課題として、ネットワークの国際化を痛切に感じているようだ。

 H-NETが特に得意とする分野の1つが書評または書評論文である。従来は新刊本が出版されてから書評が活字になるまで1-2年程の時間がかかっていたが、H-NETの規定では、原則として、書評用の書物が評者の手に届いてから6週間以内に書評の完成、およびコピーライトの付与などの必要手続きに2-4週間必要となる。従って、新刊本の出版より約 2-4ヶ月で書評が発表されることも可能となる。また、オンライン上で、著者の反論、評者の応対なども行なわれ、最も活発な活動の1つになっている。


といった、ありがたいものです。杉田さんも書いていらっしゃるとおり、書評がとくに充実しています。


しょぼい迷惑メールフィルタの被害にあっているのは H-Net だけではなく、イギリス史研究会やミネルヴァ書房編集部のメールなどもふくまれます。仕事の邪魔をされている気分です (/--)/


9月7日の業務
【授業】学生室の方から電話。「英語で読む英米文化入門B」のテキストについての相談。
 ※Bを担当される方は今年度がはじめてなので、ようすをあたっておく、といった感じ。
【授業】「イギリス社会史研究(院)」の科目等履修生の方がひさしぶりに来訪 → 後期のうちあわせ。
 ※研究科の入学試験をうけるので、外国語の試験をがんばるようにおつたえする。個別具体的な助言は公正を失するのでできません (・・)(。。)

9月8日の業務
【研究費】倒壊・転倒防止のために書架を固定する作業の時間を、取次業者さんとうちあわせ。

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